201: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/16(土) 00:55:39.26 ID:my4DMRf50
4回ほど見終えた所で、凛が変なタイミングで話し出す。
「やっぱりかよちんは可〜愛いにゃ!」
「ええ?!」
202: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/16(土) 00:56:15.50 ID:my4DMRf50
「何それ。いつも言ってる事じゃない。」
「だから、やっぱりって言ってるにゃ!」
「ハイハイ、ハナヨハカワイイワヨネ!」
203: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/16(土) 00:56:57.91 ID:my4DMRf50
「ツッコミは適当に入れちゃダメにゃ!」
何で凛にツッコミについてダメ出しされないといけないのかしら。
何だかいつも、つまんない事で言い合いしてる気がするわね。
204: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/16(土) 00:57:45.40 ID:my4DMRf50
手際よくお茶の用ができる辺り、ミナリンスキーの名も伊達ではないと思う。
「わー!ことりちゃんのマカロンだあ!」
視聴の間、ものすごく静かにしていた穂乃果が目を輝かせて飛びつく。
205: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/16(土) 00:58:24.93 ID:my4DMRf50
「また、あの衣装を着てみますか?」
「うぐっ!ごほっごほっ!」
急にむせ返る穂乃果。
206: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/16(土) 00:59:11.82 ID:my4DMRf50
その後、気の抜けてしまった私達はダラダラと雑談を続けていた。
騒々しい部室の中で、花陽だけが難しい顔をしている。
「花陽?どうかしたの?花陽?」
207: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/16(土) 01:00:49.62 ID:my4DMRf50
花陽はウソがつけないタイプ。
何かあることはすぐに分かるのだけど、まだ言う段階ではないのだろう。
「昨日の今日でまだ疲れてるなら、ちゃんと休みなさいよ。」
208: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/16(土) 01:01:50.05 ID:my4DMRf50
「凛ちゃん真姫ちゃん、今日はちょっと先に帰ってて。」
帰り支度をする私達に、花陽が申し訳なさそうに言ってくる。
「かよちん、仕事なら手伝うよ?」
209: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/16(土) 01:02:45.17 ID:my4DMRf50
「分かったわ。凛、先に行きましょ。」
海未とことりが戻ってきた所で、私達は先に出る。
それにしても、あのライブ映像を見てからよね。
210: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/16(土) 01:03:36.59 ID:my4DMRf50
途中まで歩いてきた所で、思い出した風を装う。
「あ、凛ごめん。忘れ物しちゃったわ。先帰ってて。」
「えー凛1人なのぉ。」
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