51: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/05(火) 00:54:23.84 ID:o3GVnFaI0
今日の練習が終わり、クールダウンしているときに、ふと周りを見てみる。
ライブの日まで、あと2週間。
やっぱり目の前に目標ができると、張り合いが出てくるよね。
52: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/05(火) 00:55:36.48 ID:o3GVnFaI0
海未ちゃんは凛ちゃんと一緒にトレーニングとダンスの組み立て。
真姫ちゃんのボイストレーニング。
ことりちゃんはこの間弟子入りした1年生と新しい衣装の制作を。
53: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/05(火) 00:56:37.01 ID:o3GVnFaI0
みんながみんなのできる事をやっている。
何だか青春っ、してるよね。
はぁ・・・、それに引き換え、私は何もしてないなぁ。
54: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/05(火) 00:57:46.60 ID:o3GVnFaI0
「・・・か。・・・のか。」
「穂乃果!」
うっひゃあ!
55: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/05(火) 00:59:33.55 ID:o3GVnFaI0
5月になって、校内ライブの日がやってきた。
空は快晴、ライブ日和だよ!
雪穂は朝から初ライブの緊張でガチガチ。
56: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/05(火) 01:00:42.78 ID:o3GVnFaI0
開演直前、もう舞台袖に待機中なんだけど、やっぱり花陽ちゃんはちょっとおかしい。
「花陽ちゃん、大丈夫?」
ことりちゃんが心配して声をかけるんだけど、ダイジョウブデスって明らかに大丈夫じゃない返事しか返ってこない。
57: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/05(火) 01:02:18.48 ID:o3GVnFaI0
こんなとき、にこちゃんなら、どんな発破をかけてくれるだろう。
絵里ちゃんなら、なんて言って励ますだろう。
希ちゃんなら、どうやって安心させるだろう。
58: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/05(火) 01:03:25.49 ID:o3GVnFaI0
「花陽ちゃん!」
私は勢いよく声をかけると、ぴゃあっと驚く彼女の手を包み込んだ。
「今日のライブは何のためにやるんだっけ?」
59: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/05(火) 01:04:07.83 ID:o3GVnFaI0
「今日の歌は、みんなの夢を、みんなの望みを応援する歌だよ。今日のステージは、みんなの勇気、みんなの背中をちょっとだけ押してあげたいステージなんだよ。」
そしてそれは、花陽ちゃん自身にも当てはまるんだよ。
「私達のやる事は全然変わらない。この想いを全力でみんなへ届ける。それが私達スクールアイドルだから。」
60: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/05(火) 01:05:07.08 ID:o3GVnFaI0
「そうだよね。私ずっと失敗する事ばかり考えてた。そうじゃないよね。私達は自信をもってこの歌をみんなに届けないといけない。自分自身を信じなきゃ、この想いはきっと届けられないから。」
「かよちんなら絶対に出来るにゃ〜!」
すかさず、凛ちゃんが花陽ちゃんに抱きつく。
61: ◆HUg149YDMA[sage saga]
2016/07/05(火) 01:05:58.94 ID:o3GVnFaI0
3人の様子を見て、みんなに少し笑顔が戻る。
一気に場の空気が和んだ気がする。
まきりんぱなはこうじゃなきゃね。
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