過去ログ - 【艦これ】提督「最高練度に達した艦娘が、本気を出すそうだ」【軽空母勢】
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7:名無しNIPPER[saga]
2016/07/03(日) 02:18:51.39 ID:x5iEOd4p0
龍驤「正規空母か?」

提督「・・・さすがだね」

最強のハリボテ艦隊。
あんなド田舎に、なんで最新の空母が居るんだ。

提督「いろんなところから、皆をよこせって言ってきてね」

赤城。加賀。翔鶴。瑞鶴。
怪我をして戦力の低下している赤城と加賀もだが、
翔鶴と瑞鶴はどんな鎮守府でも即、空母機動艦隊の中核となれるだろう。

龍驤「こんな辺境じゃ、その力を発揮出来ひんってか」

提督「そうだね」

不安は、わかる。
全力を発揮するような、力を尽くすような戦場を与えられない。
戦う宿命を背負った艦娘に対しては、”安全第一”など侮辱になりかねないのでは。

この優しい提督は、ここにいて欲しいという自分の望みと、戦うという艦娘の望みの間で迷っているのだ。

提督「もし、彼女達が、望むなら、私は」

龍驤「提督」

最後まで、言わせない。
言わせたくない。

龍驤「うちらは、みんな、望んでここに居る」

そうやって、迷うなら、

龍驤「気になるんやったら、特殊任務に参加してもええんやで?」

皆、喜んで向かう。
それが貴方の功績にもなるのだから。

龍驤「だから、気にせんでええ」

発破をかけるか。

龍驤「それとも、うちらがおらんようになってもええんか?」

提督「それは嫌だ」

即答。
そうくるとわかっている。
わかっているが、それでも嬉しい。

龍驤「それでええやん」

嬉しいから。

龍驤「だから、うちらは、ここに居るんや」


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