122: ◆PU9YxOvRdg[sage saga]
2016/07/03(日) 13:55:02.95 ID:6jlu7Hr00
長門「……敵の親玉が居なかったのだ」
提督「なに……?」
金剛「攻略がスムーズにいったのは、深海棲艦が主を失って混乱していた事も要因だったネ」
提督「撃ち漏らした……もしくは逃げ出したのか?」
加賀「私たちもそう思ったけど、敵は突然姿を現したわ。それも敵本拠地ではなく、私たちのかつての鎮守府に……」
提督「鎮守府は、敵本陣からかなり離れていたはずだが……」
長門「そうだ。だから、知らせを受けた私たちも誤報を疑った。それに例え一矢報いるにしても、鎮守府よりも大本営のほうがずっと近かったのだ」
金剛「時間的にも合わなかったデース。いくら深海棲艦でも、私たちが攻めてから、そんなにはやく鎮守府に辿り着けるわけないネ」
提督「つまり……最初から鎮守府の強襲、制圧が目的だったのか?」
加賀「それは今でも分からないわ。狙いが大本営ならともかく、鎮守府では敵本拠地を囮にしても戦果が釣り合わないもの……。
でも、鎮守府は総戦力の殆どを侵攻作戦に割いていて、守備が手薄だったのは確かよ。そして鎮守府の残留戦力では、とてもじゃないけど敵の主力艦隊に敵わなかった」
長門「あれだけの規模の本拠地を構えていた親玉だ。我々でなければ無理だったろう……」
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