76: ◆PU9YxOvRdg[sage saga]
2016/07/03(日) 12:23:05.76 ID:6jlu7Hr00
鈴谷「……提督がさ、ほんとは全部思い出したいっては分かってるよ。鈴谷、わがまま言ってる」
提督「これは暁の言葉だが……今は私に出来ることをしようと思う。結果は後でついてくるだろう」
77: ◆PU9YxOvRdg[sage saga]
2016/07/03(日) 12:23:47.34 ID:6jlu7Hr00
鈴谷「難しくないよ、もっと素直になるだけ。提督は人の事考え過ぎなんだよ。だからあーいう馬鹿の事平気ですんの。もっともっと自分本位に考えて」
提督「……自分本位か」
78: ◆PU9YxOvRdg[sage saga]
2016/07/03(日) 12:24:15.03 ID:6jlu7Hr00
鈴谷「鈴谷の事、大事でしょ!?」
提督「あ、ああもちろんだ」
79: ◆PU9YxOvRdg[sage saga]
2016/07/03(日) 12:24:43.08 ID:6jlu7Hr00
鈴谷「……」
提督「……」
80: ◆PU9YxOvRdg[sage saga]
2016/07/03(日) 12:25:14.47 ID:6jlu7Hr00
大和「提督」
提督「……」
81: ◆PU9YxOvRdg[sage saga]
2016/07/03(日) 12:25:45.12 ID:6jlu7Hr00
提督「だが、この鎮守府の戦力は激減しているのが現状だ。補填はされたが、それでもかつてのようにはいかない。今は他の鎮守府が詰めを誤らないことを祈ろう」
大和「提督、先ほど新たな補填の連絡がありました」
82: ◆PU9YxOvRdg[sage saga]
2016/07/03(日) 12:26:11.72 ID:6jlu7Hr00
大和「これから私は近海の哨戒任務に就きますが、まだご用はありますか?」
提督「大丈夫だ。しかし、わざわざお前が出る必要はないのだがな……」
83: ◆PU9YxOvRdg[sage saga]
2016/07/03(日) 12:26:58.01 ID:6jlu7Hr00
大和「提督、どうかしましたか?」
提督「あ、今、何か……」
84: ◆PU9YxOvRdg[sage saga]
2016/07/03(日) 12:27:41.18 ID:6jlu7Hr00
提督「以前にも、同じ光景を見た気がする……。去っていくお前をここで見送り、私はずっと波止場で待ち続けて……」
大和「……加賀さんたちの事ですね。でも、大丈夫です。私は……こうして貴方の元に帰ってきました。たとえどんなことがあっても、貴方の傍を離れたりはしません」
85: ◆PU9YxOvRdg[sage saga]
2016/07/03(日) 12:28:12.02 ID:6jlu7Hr00
提督「……」
提督「はぁ……」
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