過去ログ - ミコチ「一緒に行きますか? だご汁食べに」ゴロウ「助かるよ」
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11:人外好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2016/07/17(日) 14:50:38.53 ID:Sux+XWHT0
ミコチから手渡されたエスプレッソはドロドロとした濃さでかなり苦そうだ。

まいったな。苦いのはあまり得意じゃないんだが。

行儀が悪いが少し舐めてみる。

うん。苦い。

触れた舌の先が熱と苦みでビリビリしびれるかのような苦さだ。

一息で飲み干せばいけるだろうか。

そう悩んでいるとミコチがこっちを見て笑っているのに気が付いた。

ミコチ「ジャリパンを一口かじってみて?」

そう言われてジャリパンを一口かじる。

コッペパンの懐かしい味に挟まれたのはずどんと重いミルククリーム。これだけでも甘いのに中に入ってるのは砂糖。

ジャリジャリとしたこの食感が堪らない。香ばしい、甘い、じゃりじゃり。

匂い、味、食感。

甘党にはたまらないな。

今日二度目の満足に人心地ついていると

ミコチ「はいエスプレッソ飲んで!」

そう、手を叩いて急かす。

言われた通りにあの苦い苦いエスプレッソを飲むと。

ゴロウ「………なるほど」

口の中に残ったくどいほどの甘味がエスプレッソの苦さと合わさっていい感じだ。

ミコチ「ここのは特製で、エスプレッソと一緒に食べると美味しい甘さになってるのよ」

抹茶と茶菓子のようなものか。しかしこっちはジャリパン。お腹の中も満足だ。

甘味と苦み。一緒に取れば相乗作用で美味さがどんとアップ。

たまらないなぁ。


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