過去ログ - 泉の女神「あなたが落したのは…」
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123: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:17:41.74 ID:5IvfQeQZ0
神父「勿論、神を信じる敬虔な人間が多いからこその恵みではあるがな」
修道女「しかし、この村の民は鉱山のおかげで昼も夜もなく働いているようです」
神父「豊かになる為には、苦を乗り越えねばならぬのは当然のこと」
124: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:20:35.10 ID:5IvfQeQZ0
神父「いや、孤児院に魔物がいることは承知している」
修道女「神父様」
神父「魔物とはいえ子供、私とて孤児院の魔物を追い出せとh」
125: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:22:37.35 ID:5IvfQeQZ0
修道女「毎週ミサに来ていた者たちを異端と考える方がどうかしているのです」
神父「修道女は聖職者に向いていないようだな」
修道女「はっきり申し上げますが、向いていないのは神父様ですよ」
126: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:24:30.24 ID:5IvfQeQZ0
神父「仮にそうであったとしても、今はそんなことを優先している時か?」
神父「3人の孤児が幸せになろうという機会を、我々が潰してはならないのだ」
修道女「……」
127: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:25:57.62 ID:5IvfQeQZ0
−−−−−−−−−−
少女C「やっとお仕事が終わった」
少女B「きょうせいろうどうだよー」
128: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:27:36.82 ID:5IvfQeQZ0
−−−−−−−−−−
修道女「さて、今日の朝のお祈りは以上です。これから奉仕です。皆さん、掃除用具入れから自分の掃除用具を持って来て聖堂を掃除してくださいね」
「「「「はーい」」」」
129: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:29:29.77 ID:5IvfQeQZ0
修道女「いえ、なくすようなものではありませんよね?皆さんは知りませんか?」
少女A・B・C「「「………」」」
修道女「私は雑巾の在処を知っているのかと聞いているのですよ?」
130: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:31:18.87 ID:5IvfQeQZ0
−−−(修道院)−−−
修道女「一体どういうつもりですか、神父様…」
神父「一体どうしたというのだ」
131: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:32:49.60 ID:5IvfQeQZ0
修道女「何のためにですか?今ここで問題を起こすことが得策ではないことくらい、あの子たちは解っているはずですよ?」
神父「そんなことを言っても…私だってそんな無意味なことをさせるわけがないだろう!」
修道女「本当に神父様の指図ではないのですか?」
132: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/10(日) 00:35:04.30 ID:5IvfQeQZ0
−−−−−−−−−−
修道女「おはようございます。まずはお祈りですが…」
修道女「ハーフエルフさんは何で寝間着なんですか?」
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