過去ログ - 泉の女神「あなたが落したのは…」
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188: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/11(月) 00:55:09.75 ID:qPBIOm/20
−−−−−(1週間後)−−−−−
ハーフエルフ「ごめん少年、待った?」タッタッタッ
少年「いや、先刻着いたばかりだ」
189: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/11(月) 00:56:26.74 ID:qPBIOm/20
ハーフエルフ「ところで、話って何かしら?」
少年「ああ、そうであった」
ハーフエルフ「この前、顔を赤くして家に来て、すぐに帰っちゃったから気になってたんだ」
190: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/11(月) 01:10:24.69 ID:qPBIOm/20
ハーフエルフ「えっ…!?」
少年「不安を根本的に解決するには、魔王を倒して世界に光を取り戻すしかないのだ」
ハーフエルフ「私には不安なんてない。少年と一緒に、この村で平和に暮らせたら、不安なんて何もない!」
191: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/11(月) 01:13:43.36 ID:qPBIOm/20
少年「私は、ハーフエルフが孤児院を去った日に心に誓ったのだ」
ハーフエルフ「!」
少年「何があってもハーフエルフを守る。ハーフエルフの障害になるようなものは全力で取り除くとな。それ故、私は何としても魔王の存在しない真の平和な世界をハーフエルフにプレゼントしたいのだ」
192: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/11(月) 01:15:14.70 ID:qPBIOm/20
ハーフエルフ「そうまで言われたら、私に拒否することなんてできないわ」
少年「ありがとう!」
ハーフエルフ「馬鹿、お礼言わなきゃいけないのはこっちよ」
193: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/11(月) 01:16:37.38 ID:qPBIOm/20
ハーフエルフ「でも、魔王の討伐ってどうやって行くの?国王軍みたいなのに入るの?」
少年「国王軍も諸侯軍も魔王の攻勢の前に崩壊寸前なんだ」
ハーフエルフ「だったら一体…」
194: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/11(月) 01:17:31.47 ID:qPBIOm/20
少年「ああ」
ハーフエルフ「必ず、帰ってきてね」
少年「無論だ」
195: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/11(月) 01:21:11.04 ID:qPBIOm/20
本日はここまでです。
次回の途中から新規投下分になります。
196:名無しNIPPER[sage]
2016/07/11(月) 02:37:03.17 ID:wht7oaLro
もうすでにいろいろこみ上げてくるものが…
197: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/11(月) 23:10:52.17 ID:qPBIOm/20
−−−−−(1年後)−−−−−
村人「そうそう、勇者一行が魔王を倒したらしいわよ!」
ハーフエルフ「えっ、それじゃあ…」
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