過去ログ - 泉の女神「あなたが落したのは…」
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56: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/05(火) 00:21:39.58 ID:r7ucoJjC0
領主「下らん!見ればまだ子供のようではないか」

鉱夫A「恐れながら、竜を甘く見てはいけません!悪魔の使いのようなものですから」

村長「もしかしたら、近くに親の竜がいるかもしれませんね」

領主「なるほど…、この竜の子をダシに、竜の親をあぶりだして討つか」

鉱夫B「何と恐ろしいことを!竜に歯向かうなんて滅相もありません」

領主「そなたたちが情けないから言っているのではないか」

鉱夫C「し、しかし、竜の意向も分からないまま討つというのは…」

村長「では、こうしよう。この竜の子に縄をつなぎ、竜の親のところに案内してもらうのだ」

鉱夫A「竜の子が親のところに向かう確証がありませんし、そもそもこの竜が子供とは限らないじゃないですか」

領主「いや、もしこの竜が伝説の竜だというのなら、我々に何らかの意思を伝えるじゃろう」

領主「ところがこの竜はどうじゃ?ただこっちを見てじっとしているだけではないか。その様子はまさに子供じゃ」


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