過去ログ - 泉の女神「あなたが落したのは…」
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69: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 22:56:11.37 ID:4ZJoceGV0
竜・・・我が子よ・・・

竜の子・・・熱いよ…熱いよ…・・・

竜・・・!! どうしたのだ?・・・
以下略



70: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:03:12.32 ID:4ZJoceGV0
ボゴゴゴゴゴゴ……ザパァ!

泉の女神「そこの竜よ…」

男の子「ぎゃあバケモノ!」
以下略



71: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:05:18.67 ID:4ZJoceGV0
泉の女神「っていうかそうだよ竜だよ。竜って何!?天界の者が魔族に話しかけるとかおかしいだろ」

泉の女神「あたしみたいなぺーぺーが下手に魔族に接触すると、ボスに怒られるどころじゃ済まねえし…」

泉の女神「竜もその辺を弁えて行動してくれねえと困るんだよなあ」
以下略



72: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:08:36.71 ID:4ZJoceGV0
泉の女神「魔族の世界も色々と複雑なのですね」

竜・・・単純な話だ。魔王とともに魔界に住む種族もいれば、人間とともに人間界に住む種族もいるだけだ・・・

泉の女神「人間界に住む魔族は沢山いるのですか?」
以下略



73: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:13:56.22 ID:4ZJoceGV0
泉の女神「考えてもみなって。例えば、人間界の国王や貴族たちだけが優雅に暮らしている世界。例えば、魔王ほどの破壊力を持つ者たちが日々談笑して過ごす世界…そんな世界を知ってるか?」

竜・・・寡聞にして知らぬ・・・

泉の女神「寡聞でも何でもねえって。ねえんだよそんな世界は」
以下略



74: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:18:00.85 ID:4ZJoceGV0
泉の女神「で、泉の女神ってのは大した権限はないし、一日中濡れっぱなしだし、神のくせにノルマもあるしで、神の中では不人気…というか、ブラック職場として不動の地位を築いている」

竜・・・女神がブラックとは・・・

泉の女神「なかなか報われねえよ」
以下略



75: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:19:28.93 ID:4ZJoceGV0
泉の女神「コホン…私は泉の女神」

竜・・・だろうな・・・

泉の女神「あなたが落したのは、この竜の子ですか?」
以下略



76: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:22:47.60 ID:4ZJoceGV0
竜・・・窮屈な世界だな。我は竜に生まれてよかった・・・

泉の女神「で、ここでどうでもいいやりは省略するけど、最終的に『貴方は正直者です、この金の竜と銀の竜を差し上げましょう』」

泉の女神「『…ちょっと待ってください!、今なら泉の女神が現れてから30分以内にお答えいただいた方に限り、なんと竜の子もプレゼント!この機会をお見逃しなく!!』」
以下略



77: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:24:07.20 ID:4ZJoceGV0
泉の女神「…それはできません」

竜・・・また『マニュアル』とかいうやつか?しかし、死んだ子など意味がないではないか・・・

竜・・・頼む、何としても生き返らせてほしいのだ・・・
以下略



78: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:25:26.33 ID:4ZJoceGV0
泉の女神「…その子は生きているのですよ」

竜・・・なんだと?・・・

泉の女神「水を沢山飲んでしまったようで、息は止まっていますが、命に別状はありません。その子はその子の力で生きているのです」
以下略



79: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:27:58.19 ID:4ZJoceGV0
竜・・・我が子よ、目を覚ましたか!・・・

男の子「よかった…!」

竜の子・・・うん!あのお姉さんが回復魔法をいっぱいかけてくれたから!・・・
以下略



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