過去ログ - 泉の女神「あなたが落したのは…」
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78: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:25:26.33 ID:4ZJoceGV0
泉の女神「…その子は生きているのですよ」

竜・・・なんだと?・・・

泉の女神「水を沢山飲んでしまったようで、息は止まっていますが、命に別状はありません。その子はその子の力で生きているのです」
以下略



79: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:27:58.19 ID:4ZJoceGV0
竜・・・我が子よ、目を覚ましたか!・・・

男の子「よかった…!」

竜の子・・・うん!あのお姉さんが回復魔法をいっぱいかけてくれたから!・・・
以下略



80: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:29:37.76 ID:4ZJoceGV0
−−−−−−−−−−

兵士A「鉱山長さんはこれからどうするのですか?」

鉱山長「どうするもこうするもねえ。殺されるんだろ?」
以下略



81: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:32:28.66 ID:4ZJoceGV0
鉱山長「交戦するつもりはなかったんだが…結果としては負けたな。領主の鉱山への侵入を許してしまったんだからな」ハハ

兵士E「そんなことはありません。鉱山長殿のお話を伺い、領主軍の大半は鉱山に入りませんでしたから」

村の傭兵「時に皆の者、鉱山長殿をいかがなさるおつもりか?」
以下略



82: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:35:13.73 ID:4ZJoceGV0
村の傭兵「貴殿が死ぬことは、たとえ領主が認めてもこの村の者が許さぬでしょう」

鉱山長「ふっ、そりゃありがてえな…けど…俺にはその期待に応えるだけの武力がねえんだよ」

村の傭兵「私が助太刀いたします」
以下略



83: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:37:17.96 ID:4ZJoceGV0
兵士G「今度は鉱山の方から何人か来ますよ」

兵士H「今度こそ領主様がお戻りか?」

???「鉱山長さ〜ん!!」
以下略



84: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:39:30.97 ID:4ZJoceGV0
村の傭兵「しかし、これは村にとっては朗報ではないか」

パパ「とんでもありません!私の息子も閉じ込められた坑道の向こう側にいるのです!みんな、早くこの縄を解いてくれ!」

鉱山長「お前の息子ってのは、湖畔にいるあのボウズのことか?」
以下略



85: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:41:00.12 ID:4ZJoceGV0
兵士J「領主様が戻られないのであれば、我々は撤収しますよ」

鉱山長「お、おい、俺たちの処遇は一体どうなるんだ?」

兵士K「村長殿も戻られないでしょうし、あとのことは皆さんで決めて頂ければいいと思いますよ」
以下略



86: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:43:52.34 ID:4ZJoceGV0
鉱夫A「領主に立ち向かった男なら、もう一人知っていますよ」

鉱夫B「ええ、我々は見ていましたから」

鉱夫C「おい鉱夫D、なんで新村長さんを縛っているんだ。早く縄を解けよ」
以下略



87: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/06(水) 23:52:13.25 ID:4ZJoceGV0
本日の投下はここまでです。


88: ◆uhdacqdci6[saga]
2016/07/07(木) 22:53:31.94 ID:aLLP9K++0
◆第四章 異形の少女

異形の少女は、剣を抱え湖畔に佇んでいた。その視点は何かを見つめるでもなく、宙を彷徨っていた。やがてその焦点の定まらぬ眼に決意のようなものが浮かび、少女はゆっくりと歩きだした…


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