過去ログ - ストーカー「あの子の家に侵入してやる……」
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1
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 01:33:21.51 ID:EXBaCo4ro
俺は長年ある女のストーカーをしている。
どんな女かというと、まず美人、それに金持ち。
しかし俺が魅力を感じているのはそんな表面的なところではない。
彼女はとてもおしとやかなのだ。
今やおしとやかな女など絶滅したとばかり思っていたが、こんなところに生き残りがいたのだ。
俺は希少動物の保護でもしているような心境で、彼女を密かに追いかけ続けた。
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2
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 01:35:03.85 ID:EXBaCo4ro
そんな彼女もようやく親元を離れ、一人暮らしを始める時がやってきた。
どんな住居かというと、マンションやアパートではなく、なんと一軒家を建築しての一人暮らし。
以下略
3
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 01:41:23.25 ID:EXBaCo4ro
今までは見ているだけでよかった。
今俺が吸っている空気の中に、彼女の吐息が混ざってるかもしれないと考えるだけでよかった。
以下略
4
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 01:42:49.68 ID:EXBaCo4ro
もちろん、侵入するといっても至って平和的なもので、乱暴なことをするつもりなど毛頭ない。
一対一で、俺が長年溜めてきた想いを打ち明けるだけでよい。
以下略
5
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 01:44:28.13 ID:EXBaCo4ro
しかし、いざ侵入を試みようとすると、そう簡単にはいかないことが分かった。
なにせ彼女の家、まるでちょっとした要塞なのだ。
以下略
6
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 01:46:09.32 ID:EXBaCo4ro
現にこれまでもセールスマンや宗教の勧誘員らしき連中が、幾度となく警備員に捕まっている。
このままバカ正直に真正面から向かったのでは、俺も奴らと同じ運命になる。
以下略
7
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 01:49:03.50 ID:EXBaCo4ro
それからというもの、「穴があるらしい」を「穴」に変えるべく、俺は血眼になって映像をチェックした。
以下略
8
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 01:52:45.02 ID:EXBaCo4ro
一度見破ってしまえば、あとは練習あるのみ。
俺は彼女の家の監視カメラとセンサーをくぐり抜けるシミュレーションをひたすら続けた。
以下略
9
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 01:55:03.30 ID:EXBaCo4ro
いよいよ決行の日――
以下略
10
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 01:57:11.62 ID:EXBaCo4ro
Go!
以下略
11
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 01:59:50.04 ID:EXBaCo4ro
おそるおそるドアノブを回す。
以下略
12
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 02:02:57.53 ID:EXBaCo4ro
聖域への侵入を果たした俺は、さっそく家の中を見回す。
廊下が一直線に奥に伸びているというシンプルな作り。
いくつか部屋があるようだが、俺は本能的に一番奥の部屋に目をつけていた。
以下略
13
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 02:04:44.02 ID:EXBaCo4ro
ドアを開けると、俺の予想通り彼女がいた。
俺が長年追い求め、家に侵入してまでお近づきになりたかった彼女が……。
以下略
14
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 02:06:24.53 ID:EXBaCo4ro
「すっ、すみません! 俺、勝手にあなたの家に入ってしまって……」
「いいのよ」
以下略
15
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 02:08:51.98 ID:EXBaCo4ro
そのとたん、俺がこの部屋に入るために使ったドアを覆い隠すように、灰色のシャッターが閉まった。
この家に窓はない。
以下略
16
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 02:11:46.06 ID:EXBaCo4ro
だが、彼女からの返事は意外なものだった。
以下略
17
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 02:14:58.01 ID:EXBaCo4ro
「まさか……まさか、全てが俺を誘い込むための罠だったのか?
親元を離れたのも、こんな窓がない一軒家を建てたのも、セキュリティにわずかに穴があったのも、
玄関のドアに鍵がかかってなかったのも」
以下略
18
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/07/04(月) 02:17:11.14 ID:EXBaCo4ro
「最初はあなたが侵入しやすいようにセキュリティを設けないことも考えたけど……
それだと警戒されちゃうかもしれないし、それに障害がある方が愛って燃え上がるものでしょ?」
「あ……あ……」
以下略
19
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/07/04(月) 02:21:47.51 ID:HSYkzV5Bo
おつ
20
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/07/04(月) 02:24:16.23 ID:IbUgaB2co
イイ女だ
21
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/07/04(月) 02:34:43.10 ID:CusjYviNO
乙
この密閉空間、食料がないという問題がある
つまり食材は他から運ばれてくるということでありそこに穴が存在する
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