217: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/08/31(水) 14:14:42.08 ID:eYC625WV0
「では、こちら卒業証書となります。
××鎮守府のお二人は別で免許をお持ちですので、本試験は学科免除となります。
218: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/08/31(水) 14:17:19.63 ID:eYC625WV0
その日の夜、時刻2130。
ケイが工廠にこもっていると、今度は携帯に何やら着信がある。
219: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/08/31(水) 14:20:14.75 ID:eYC625WV0
「やーだー!ケイちゃんの部屋行くー!」
220: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/08/31(水) 14:23:55.32 ID:eYC625WV0
「重いし酒臭いっす。リバースは勘弁してくださいよー、出すなら袋で。」
「つーめーたーいー。北上様の帰還だよー。喜びなよー。」
「幼児退行してなきゃ喜びましたよー。ほら、揺れると吐いちゃいますよ?降りた降りた。」
221: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/08/31(水) 14:26:15.88 ID:eYC625WV0
「………わかりました。ところでユウさん、車買うんですか?」
「ん。どうしよっかなーって。あれば便利だけど、ベスパでも足りるっちゃ足りるんだよねー。」
「日頃の足なら、軽が良いんじゃないですか?それか軽のボディに白ナンの排気量のとかもあって……」
222:名無しNIPPER[sage]
2016/08/31(水) 17:22:21.73 ID:lDknBADno
乙
223: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/09/02(金) 05:52:34.57 ID:+QjfHfN80
投下します。
224: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/09/02(金) 05:55:46.83 ID:+QjfHfN80
ほら、おとうさん、おかあさん。なんでかべにはりついてるのさ。
225: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/09/02(金) 05:59:17.00 ID:+QjfHfN80
北上達が合宿から戻り、10日ほど。
もう12月も目前、季節は冬の気配を見せ始めていた。
鎮守府の駐車場には枯葉の絨毯が広がり、すっかり裸になった枝が、寂しげにその腕を空へと伸ばす。
226: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/09/02(金) 06:03:04.41 ID:+QjfHfN80
「これいいねえ。なんて車?」
「ルノーのカングー。うちもメイン秘書艦やっとる手前、出張があるからなぁ。軽だと高速おっかないねん。ま、外車にしたんは趣味やけど。
227: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/09/02(金) 06:06:30.49 ID:+QjfHfN80
「……さて、夕張ちゃん。この中には諭吉さんがいます。何に使うでしょーか?」
「はい北上先生!その内の一人で私にご飯を奢る!」
「違うよー!これからアタシの車探しに行くんでしょー?」
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