26: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/05(火) 04:56:29.06 ID:CwxaGTk0O
「どんな人なんですか?」
「名門工科短大を、艦娘適正と本人の単位取得で、1年半で特例にて卒業だ。」
「エリートじゃないですか。」
「まぁ、な…喜べ、おまけにケイと同い年だ。
……いやー!おっさんとしてはな、お前も工具が恋人なんて言わずにだ!
少しは色の一つでも知ってほしいと思うんだよねー!はっはっはっ!」
「は、はぁ…分かりました、協力してより良い工廠にして行きますので。」
「ひゅー。言うようになったじゃねえか。その意気でよろしく頼むぞ。」
その後廊下を歩きながら、俺は新体制をどう整えて行くかを考えていた。
時折、人に「セルフブラック工廠」とからかわれるぐらい、俺は仕事に入り込んでしまう事があるらしい。
しかし、この時そっちにばかり気を取られていたのを、後に心底後悔する事になるのだ。
そうだ、この時の俺は失念していたのだ。
あの提督(ダメなおっさん)がニヤニヤ笑っている時は、大体ロクな事が起きない事を…!
644Res/552.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。