過去ログ - 北上「離さない」
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5: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/04(月) 07:12:41.78 ID:QBwtVvxaO
気付けば配属から1年少々。ヒラの整備士に過ぎなかった俺は、その短期間で、ある程度工廠を任されるまでになれた。
今の俺がいるのは、間違いなく彼女のおかげだ。


「こないだ軍内の新聞に載ったらしいじゃん。
若き整備の星!なーんて言われちゃってさ。君も出世したねぇ。」
「まだまだですよ。異動した親方に言われたんです、お前はまだ人の倍ネジを回せ!って。
触れた数や図面を見た数だけ、血肉になりますからね。
艤装は皆を守る盾でもありますから、もっと良いものを組めるようにならないと。妖精達もやる気ですよ。」
「頑張るねぇ。ところでそんな君を見込んで頼みがあるんだけど。」
「何か壊れましたか?」
「最近ベスパが調子悪くてね、見て欲しいんだ。今度ご飯奢るから、どう?」
「お安い御用です。他の機械を触るのも勉強になりますし、持ってきてくださいよ。」



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