過去ログ - エミヤ「今度こそ、誰も泣かずに済むように――」続
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43:名無しNIPPER[saga]
2016/08/08(月) 17:57:41.56 ID:xxalLjnW0
イリヤ「シロウと別人と世界に判断される程、魂は摩耗して変化しちゃってるけどね」

セイバー「……シロウ」

士郎「……大丈夫だ。遠坂に言われた通り、認めたくなかっただけで、オレは初めてアイツに会った時から何となくわかっていた」

凛「未来の英雄、いくら調べてもわからなかったはずだわ。だってこの時代じゃまだただの高校生なんだもの」

セイバー「正義の味方…アーチャーはシロウのなりたかった正義の味方になったシロウなのですね」

士郎「違う。身近の大事な人を守れずに何が正義の味方だ」

イリヤ「そう…だからアーチャーもキリツグも正義の味方を諦めた」

士郎「っ!!」

イリヤ「誰かを助けるという事は、誰かを助けないという事。少数を切って大勢を救う…それがアーチャーとキリツグがとった結論」

士郎「……」

凛「正直私にはアーチャーが間違っていると言えない、だって正しいと思うもの。遠坂の当主としても桜は放っておけない」

士郎「――遠坂も桜を殺すべきだと思ってるってことか?」

凛「ええ。でも――私には出来ない。出来なかった…だってあの子に生きていて欲しいって思っちゃったんだもの」

士郎「だからアイツがお前の知らないとこで桜を殺しても良いっていうのかよ」

凛「……ええ、それは正しい行いだし」

士郎「遠坂らしくない。お前はもっとこう諦めの悪い奴だと思ってた」

凛「――」

士郎「それにあいつは二度も諦めたんだ、そんなの許せるもんか。アイツは俺が倒す、そして桜も救ってみせる。手を貸してくれセイバー」

セイバー「ええ、行きましょう。桜を救いに」


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