過去ログ - 凛「私も、生きる理由見つかったよ――プロデューサー」
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31:名無しNIPPER[saga]
2016/07/06(水) 17:45:41.11 ID:o15V7AmR0

ちひろ「プロデューサーさん?」

P「確かにそうかもしれませんね」

ちひろ「え?」

P「試練……。神は乗り越えるべき試練を与える」

P「そうかもしれません」

P「あの三人が俺に試練を与えたってことか?」

ちひろ「……?」

ちひろ「だとしたら、卯月ちゃん凛ちゃん未央ちゃんは神様ですね!」

P「まったく……。立派になったもんだ」

ちひろ「ふふっ、娘の成長を見守るお父さんみたいですね」

P「まだまだそんな歳じゃないですよ……」

ちひろ「あっという間ですけどねー。きっと」

P「もしかしたら、逆に自分が面倒を見られていたのかもしれません」

P「あいつらを看ていたつもりが……看られていたのは自分の方だった」

ちひろ「三人とも、もう一人前ってことでいいんでしょうか?」

P「いや、まだまだこれからです」

ちひろ「ふふっ、そう言うと思ってました」

P「だけど――俺がしてやれることは、もうないのかもしれませんね」

ちひろ「えっ?」

P「あいつらのおかげで俺もここまでやってこれました」

P「深く感謝しています」

P「そして、これからもプロデュースしたい気持ちはもちろんあります」

P「三人はまだまだ上を目指せる」

P「しかし、あいつらは俺という存在を乗り越えていった」

P「俺を超えた三人には、俺以上の……俺なんかよりもっとできるプロデューサーが必要です」

ちひろ「そんな……。三人を手放すということですか!?」

P「そう決めたわけでもないですが……。そのような選択肢も視野に入れないといけない」

P「それが現実だって、そう思うようになったんです」

P「その方が、三人のためだと――」





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