22: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/07/07(木) 01:33:56.25 ID:trALIHfu0
まゆ「行きは怖かったんですけど……」
まゆ「帰りは余り怖くありませんねぇ」
茄子「きっと何があるかわかってるからでしょうね♪」
芳乃「というよりは、何もないことがわかっているのかとー」
ほたる「あ、確かに」
茄子「だからか、お二人の手も繋がれてませんからね」
まゆ「……あ」
ほたる「……そういえば」
まゆ「いつ離しちゃったんでしょう?」
茄子「ふふ、これで怖いものも克服できたんじゃないですか?」
まゆ「……もしかしたらそうかもしれませんねぇ」
ほたる「……私はそこまではいきませんが」
ほたる「今も怖いですし……もしかしたら何か――」
ほたる「――脅かさないでくださいね?」
茄子「もうしませんから大丈夫です」
まゆ「うふ――きゃっ!」
ほたる「あっ、まゆさん!」
まゆ「……うぅ」
まゆ「転んじゃうなんて……恥ずかしい……」
茄子「立てますか?」スッ
まゆ「あっ――」
まゆ「――」
まゆ「――ありがとうございます」ガシッ
まゆ「んしょっと……」
ほたる「あの、怪我は……?」
まゆ「大丈夫です」
芳乃「当たり前ではありますがー、足元が暗いので気をつけなければー」
歌鈴「うんうん……私もさっき転んじゃったし……」
歌鈴「……でも、あれは上を見てて転んだから、ちょっと違うかな……?」
まゆ「……気をつけます」
まゆ「茄子さん、手を差し伸べてくれて、ありがとうございました」
茄子「いえいえー♪」
茄子「さっき迷惑かけちゃいましたし、そのお詫びみたいなものですから」
まゆ「……」
茄子「じゃ、足元に気をつけて、また進みましょうか♪」
………………
…………
……
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