過去ログ - まゆ「一目惚れ」
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66: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/07/09(土) 22:24:48.83 ID:AV/P+s1H0
ほたる「でも、なんで茄子さんが標的になったんでしょうね?」

まゆ「……そうですね」

まゆ「そのまままゆをトレースするなら標的はまゆのプロデューサーさんになったかもしれないのに……」

芳乃「もっとも、茄子殿が標的になったおかげで安心感はありましたがー」

芳乃「間違いなく死ぬことはないためー」

茄子「ふふ、私って幸運ですからね」

茄子「ちょっと怪我したりしても、それはそれで……ふふ」

芳乃「心配の必要性が皆無でしてー」

ほたる「ふふっ……」

モバP「……おそらくまゆとして生きるために二人のプロデューサーは必要だったから標的にされなかったんだろう」

茄子「そうですね……まゆちゃんのアイドル生活にはプロデューサーさんは必須でしょうし」

まゆ「そうですねぇ……」

ほたる「かといって、まったく目を向けないようになるのは極端だったと思いますけど……」

歌鈴「そうですよね……だって、まゆちゃんってまゆちゃんのプロデューサーさんのこと――」

歌鈴「――はわっ、ななな、なんでもないですっ!」

まゆ「……」

ほたる「あ、あの……ごめんなさい」

ほたる「説明のために言っちゃいました」

まゆ「……別にいいんですけど……秘密にしてくださいねぇ」

歌鈴「もちろんですっ!」

茄子「?」

茄子「何の話でしてー?」

芳乃「本人に聞けでしてー」

茄子「あら、じゃあ後で聞きましょう♪」

まゆ「……」

モバP「……それに比べ、俺たちの事務所の面々はまゆとまだ知り合ったばかりだ」

モバP「まったく知らない人より……あるいは、ある程度気の知れた仲の人より近づくことが楽だったんだろう」

モバP「そして、殺すことも……と考えたんだと思う」

まゆ「なるほど……」

まゆ「確かに、まゆ……何度も茄子さんと連絡とって、簡単に近づいてましたからね」

茄子「そうですねー、いっぱい話しましたね♪」

まゆ「……あ」

まゆ「……あの、あの、まゆじゃないまゆが言ったこと、全部嘘ですからね……!」

茄子「ふふっ、わかってますよ♪」

茄子「でも、これからも仲良くしましょうね♪」

まゆ「はい……!」

茄子「あ、それとなんですけど」

茄子「私が標的にされた理由って、私が幸運だからだと思いますよ」

茄子「そのおかげで、みんなハッピーに終わりましたから♪」

ほたる「……すごいなぁ」

茄子「どうしました?」

ほたる「あっ、いえ……やっぱり、その茄子さんのポジティブさ……すごいなって……」

茄子「ふふっ、まあ事実ですからね♪」


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