過去ログ - ウサミン星は黄昏の向こう側に……
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38:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/08(金) 16:35:59.09 ID:ZGrZRFjNo
「な、何だこれ……」
もう一つのメールは文字通り崩壊していた。
文字化けかと思って、
39:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/08(金) 16:37:18.62 ID:ZGrZRFjNo
「ザーッ……、ザザッ……」
動画は大体5分から6分ほどのもので、
映像が壊れているのか、
40:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/08(金) 16:38:30.92 ID:ZGrZRFjNo
何とも言えない気味の悪さがそのメールにはあって、怖くなった僕は、
一応そのメールを削除すると、
さっきのメールのクーポンを使うためにそのメイド喫茶に向かうことにした。
41:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/08(金) 16:40:02.76 ID:ZGrZRFjNo
「いらっしゃいませ。ご主人様♪」
件のメイド喫茶に入ると、
1人のうさ耳リボンを頭につけたメイドが、僕を出迎えてくれた。
42:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/08(金) 16:41:04.24 ID:ZGrZRFjNo
「それでは、お席に御案内いたしますね」
しかも、今日の僕は運がいい。
平日の昼間という事もあってか、
43:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/08(金) 16:41:38.78 ID:ZGrZRFjNo
「初めまして、ご主人様♪ ナナは先月からここで働かせてもらっています。
ウサミンこと安部菜々17歳です。よろしくお願いしますねっ!」
軽く自己紹介を済ませたところで、
44:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/08(金) 16:43:45.18 ID:ZGrZRFjNo
安部さんの、動き一つ一つが僕の心を魅了した。
安部さんを見ていると感情が高ぶって、どうにかなってしまいそうだった。
特に、美味しくなる呪文をくらった時は、
45:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/08(金) 16:44:16.45 ID:ZGrZRFjNo
「あの……、ちょっとお話いいですか?」
そう語りかけると、安部さんは笑顔でいいですよと言ってくれた。
その笑顔で、一瞬自分の仕事を忘れそうになるのを抑えて、
46:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/08(金) 16:44:54.73 ID:ZGrZRFjNo
「本当に来た……。じゃあ、この人が……ナナの……
「どうかされましたか?」
安部さんは顔を、少しだけ真っ青になって、
47:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/08(金) 16:46:01.66 ID:ZGrZRFjNo
これですべての合点がいった。
僕が安部さんにここまで心が惹かれたのは、
安部さんが、運命の相手だったからなんだと、
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