過去ログ - ウサミン星は黄昏の向こう側に……
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83:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/13(水) 18:52:08.77 ID:g2zQC7Pfo
「繋いでください」
「分かりました」
電話口の向こうからは、少しのノイズに交じって聞き覚えのある声が聞こえてきた。
84:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/13(水) 18:53:19.75 ID:g2zQC7Pfo
「不審者がでるから気をつけ――」
後ろから誰か来ている。金属がぶつかり合うような音ともに足音が近づいてくる。
もしかして、例の不審者だろうか……?
85:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/13(水) 18:54:08.18 ID:g2zQC7Pfo
「はあ……、はあ……」
流石に、もう走れそうにないがここまでくれば大丈夫だろう。僕は1階のボタンを押した。
「下へ参ります」
86:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/13(水) 18:54:35.59 ID:g2zQC7Pfo
「3.5階です」
僕は、開くボタンを連打すると菜々さんを連れて外に出た。
「何だここ……」
87:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/13(水) 18:57:32.07 ID:g2zQC7Pfo
「ここなん何でしょう……。3階じゃないみたいですし」
3.5階なんて聞いたこともなかった。そもそもどうやってここに来たのかさえ覚えていない。
「3.5階です」
88:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/13(水) 18:58:00.70 ID:g2zQC7Pfo
「……?」
そこで、僕はあることに気が付いた。
アイツがさっきから動いている気配がない。それはつまり、入り口前で待ち伏せをしているという事だ。
89:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/13(水) 18:59:07.91 ID:g2zQC7Pfo
「は?」
「ウサ!」
エレベーターの前で待ち伏せしていたのは、腰くらいの大きさのロボットだった。
90:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/13(水) 19:00:10.93 ID:g2zQC7Pfo
「ウサっ!」
ウサちゃんロボは、腕を伸ばしてついて来いと合図をしたのでそれに従うことにした。
ついて行けば、この現象が何なのか分かるかもしれない。
91:ID:HHSaYSCro ◆I1Wa2KzSPuqk[saga]
2016/07/13(水) 19:00:36.18 ID:g2zQC7Pfo
書き溜め溜まったらまた来ます
92:名無しNIPPER[sage]
2016/07/13(水) 19:03:12.47 ID:ldbHcjSnO
名前欄に自分のID書いてる奴初めて見た、しかも酉付きで
なんの意味もないのに、馬鹿だなぁ
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