過去ログ - 【安価】ニンジャスレイヤー・ボーンオブ・ソウカイニンジャ【豊満】(Part20)
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◆HheB5CIUf2
[saga]
2016/08/01(月) 22:28:40.99 ID:AkLDuYaqo
キャッスル・ダンジョン
1F
城の中はラブホテルと中世の城が入り混じった内装になっている。
コトダマ空間にある城がこのラブホの城と融合してしまった結果であろうか?
「アイエエエ、本格的なダンジョンな」
アラクネーが道を歩いていくと……
「イヤーッイヤーッ」
「ぐっ、ンアーッ!」
「イヤーッイヤーッ」
「アイエ!ゴブリンが誰かを踏んでいる!」
踏まれているのは金髪蒼眼の典型的コーカソイド少女だ!
「イヤーッ!!」
アラクネーは決断的カラテシャウト!
「アイエエエエエ」
ゴブリンは逃走!!
「アイエエエ、あっさり逃げ出したな?とりあえず大丈夫ですかー」
アラクネーは踏まれていた少女を抱きかかえる
「アッ、大丈夫です、実際大丈夫」
少女は少々薄汚れていたが見目麗しい少女であった。
少女であるはずなのに妙な色気がある。
「あなたは?なんでこんなところに?私はダンジョンだと思ってつい入ってしまってですネー」
「ア、私は……ラクラダ、ラクラダ・ハジツです。」
((見た目のわりにしっかりした子ですネー))
年の瀬はイヴの見た目と同じくらいだろうか?
そんな少女がなぜこんなところに?
「実はもともとここに住んでいた浮浪者のグループと一緒に住んでいたんですが、いつのまにかホテルがこうなってしまって」
廃ホテルを利用したホームレスの住処といったところか。
アラクネーはそう理解した。
「パパとママは?」
「それが……はぐれてしまって」
「アイエエエ、大変な」
一階分クリアしないと外に出られないのだ。
アラクネーは決断した。
「よっしゃ、一緒に探しましょう。大丈夫、きっと無事ですよ」
「ありがとうございます!」
ラクラダがパーティに加わったが戦闘には参加できません」
「……」
ラクラダの青い眼が一瞬赤くなった。
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