過去ログ - 少女「『わがまま王様と悪い魔女』」
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67:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 21:14:09.72 ID:uTtcU/Zpo
王様「うむ。ワシは小さいころから野イチゴを腹いっぱい食べたかったのだがお城の者が許してはくれんかった」
狼「それはかわいそうですねえ」
68:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 21:14:36.71 ID:uTtcU/Zpo
狼は鍋に野イチゴを溜め始めました。
あの底なしの大鍋に。
もちろんいつまでたってもいっぱいになんてなりません。
69:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 21:15:03.34 ID:uTtcU/Zpo
狼「あれれぇ、おかしいですねえ……」
王様「……」
70:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 21:15:32.50 ID:uTtcU/Zpo
狼が首を傾げている間に、王様はこっそりその場を後にしました。
71:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 21:16:00.20 ID:uTtcU/Zpo
つづく
72:名無しNIPPER
2016/07/10(日) 13:59:39.97 ID:8wYMOhbuO
支援
73:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:14:12.58 ID:79MKq6lso
王様「ふうやれやれ、まったく肝が冷えたわい」
王様「しかしはて、あの流れはどこかで覚えがあるような……」
74:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:14:43.47 ID:79MKq6lso
地図の道に戻ってきた王様は、今度は間違えないように進みます。
丘を越え、川を渡ってずんずん先へと進みます。
今度はしっかり沼の方へと向かっているようで、次第にあたりの緑の密度が増してきました。
75:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:15:12.66 ID:79MKq6lso
王様「これはもうすぐ沼地に違いない」
王様「この岩を曲がれば……」
76:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:15:44.67 ID:79MKq6lso
行き止まりでした。
慌てて地図を確かめます。
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