過去ログ - 少女「『わがまま王様と悪い魔女』」
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71:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 21:16:00.20 ID:uTtcU/Zpo
つづく
72:名無しNIPPER
2016/07/10(日) 13:59:39.97 ID:8wYMOhbuO
支援
73:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:14:12.58 ID:79MKq6lso
王様「ふうやれやれ、まったく肝が冷えたわい」
王様「しかしはて、あの流れはどこかで覚えがあるような……」
74:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:14:43.47 ID:79MKq6lso
地図の道に戻ってきた王様は、今度は間違えないように進みます。
丘を越え、川を渡ってずんずん先へと進みます。
今度はしっかり沼の方へと向かっているようで、次第にあたりの緑の密度が増してきました。
75:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:15:12.66 ID:79MKq6lso
王様「これはもうすぐ沼地に違いない」
王様「この岩を曲がれば……」
76:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:15:44.67 ID:79MKq6lso
行き止まりでした。
慌てて地図を確かめます。
77:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:16:17.36 ID:79MKq6lso
王様「どういうことじゃ。あともう少しで魔女の根城なのに」
王様「この道をこう行って、こう来て」
78:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:16:52.33 ID:79MKq6lso
確かに地図の通りに来たはずでした。
でもなぜでしょう、地図を見ているとなんだか自信がなくなるのです。
本当に自分は地図の通りに来たのだろうか、そもそもこの地図は本当のものなのだろうか。
79:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:17:24.99 ID:79MKq6lso
王様「困ったことだ、ワシはどうすれば……はっ」
『その絵本はきっとあなたの行くべきところへと導いてくれるでしょう』
80:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:17:51.13 ID:79MKq6lso
王様は掛け声とともに絵本を開こうとしました。
しかしその前になんと紙の隙間から何かが飛び出てきたではありませんか。
その影は地面に降り立つと、鋭い視線をこちらに向けます。
81:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:18:18.00 ID:79MKq6lso
鎧「お前が沼地の魔女様に楯突くわがまま王か」
王様「なんじゃいきなり人をわがまま呼ばわりなど! お前は何者じゃ!」
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