過去ログ - 少女「『わがまま王様と悪い魔女』」
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80:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:17:51.13 ID:79MKq6lso

 王様は掛け声とともに絵本を開こうとしました。
 しかしその前になんと紙の隙間から何かが飛び出てきたではありませんか。
 その影は地面に降り立つと、鋭い視線をこちらに向けます。



81:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:18:18.00 ID:79MKq6lso

鎧「お前が沼地の魔女様に楯突くわがまま王か」

王様「なんじゃいきなり人をわがまま呼ばわりなど! お前は何者じゃ!」

以下略



82:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:18:44.93 ID:79MKq6lso

 地獄の騎士は剣を構えて足を横へと踏み出します。
 王様もそれに合わせて間合いを取りつつ腰の剣を抜きました。

 睨み合い、
以下略



83:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:19:11.07 ID:79MKq6lso

王様「……うおおおおおお!」

鎧「フッ!」



84:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:19:37.50 ID:79MKq6lso

 同時に飛び出しました。

 一合、二合と打ち合って、力が完全に拮抗します。
 王様はわがままだけど、剣術の修業は真面目にやったのです。
以下略



85:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:20:03.58 ID:79MKq6lso

王様「くっ、やりおる……」

鎧「お前もなかなかねばるじゃないか」

以下略



86:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:20:29.85 ID:79MKq6lso

 王様は隙を突き何度も騎士に斬りつけます。
 しかし鎧や兜が邪魔をして、なかなか傷を負わせることができません。



87:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:21:04.81 ID:79MKq6lso

王様「くそ、卑怯だぞ!」

鎧「お前も着てくればよかったものを!」

以下略



88:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:21:34.39 ID:79MKq6lso

 騎士の一撃が王様を木の幹に叩きつけました。
 王様はあまりの痛みに動けません。
 相手はとどめを刺すために近づいてきます。



89:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 18:22:11.88 ID:79MKq6lso

鎧「ではわがまま王よ、安らかに眠るがよい」

王様「くそお!」



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