過去ログ - あずき「夜釣り大作戦だね」 肇「そうですね」
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13:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:31:25.46 ID:pT8aGD4I0
そんな風にのんびりいい気分になったのもつかの間、少しするとプロデューサーさんが色々な物を持ってあずきたちのいる場所にやってきていた。



「どう? 釣れてる?」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:32:37.99 ID:pT8aGD4I0
「こんなにいっぱいあっても、食べきれないよ」

「まあ、余ったら餌に再利用すれば」

「ダメですよプロデューサーさん。餌はちゃんとありますし、残したものを魚にあげるなんて品がありません」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:34:50.76 ID:pT8aGD4I0
「もう少ししたら、餌が取れたりしていないかどうか確かめましょう」

「うん」

「あ。俺一旦離れるけど、何かあったら携帯にメッセージ送っといて」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:37:25.21 ID:pT8aGD4I0
待つ。待つ。待つ。待った。

待つ。待つ。合間に飲んだり食べたりしながら、待つ。まだ待つ。待つ。待つ……。待つ……………………。


以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:41:39.57 ID:pT8aGD4I0
それでも、魚が釣れないストレスは募る。どうしろっていうのさ〜〜〜〜〜、と思うものの、口にはせずにあずきはシートの上へ仰向けに倒れた。

その様子を見た肇ちゃんの小さな笑い声が耳に届く。仰向けになったあずきの視界に、星々が映り込む。


以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:48:07.34 ID:pT8aGD4I0
音のした方へ、寝たままで振り向くと、横向きになった肇ちゃんと目が合った。肇ちゃんも、あずきと一緒にシートの上に倒れこんだのだった。

今、あずきたちの頭上に見えるのと同じような。星のきらめく夜空みたいな綺麗な瞳が、あずきの視線を受け止めていた。


以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:51:06.89 ID:pT8aGD4I0
肇ちゃんが、顔の向きを変えた。息を吸い込んで、夏の空に向かって、仰向けに寝転がった状態で歌いだす。



「……You and me...♪」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:55:46.89 ID:pT8aGD4I0
We're the friends!

ハートの温度 スゴくアツい おそろいのこの想い

We're the friends!
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:58:50.98 ID:pT8aGD4I0
「……ふぅ。お聞きくださって、ありがとうございました」

「あずきが提案者なんだけどな……」


以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 01:02:03.17 ID:pT8aGD4I0
「おい二人とも! あれ引いてるんじゃないのか!? あれ!」



急に聞こえた声にびっくりどっきり驚きながら、あずきたちは急いで身を起こす。
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 01:03:33.13 ID:pT8aGD4I0
「〜〜〜〜〜っ! つよっ……い……!」

「あずきちゃん、落ち着いて! こうして堪えられるということは、落ち着けばちゃんと釣り上げられる相手なんです。リールは後で構いませんから、まずしっかり踏ん張りましょう」

「……うんっ!」
以下略



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