過去ログ - あずき「夜釣り大作戦だね」 肇「そうですね」
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5:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:05:52.68 ID:pT8aGD4I0
今日のレッスンなんかを終えて、寮で食事や出かける準備をしてからもう一度事務所へ向かう。

誕生日パーティーの二次会を抜けるのは心苦しかったけど、同じ誕生日の瑛梨華ちゃんにあずきの分も頑張ってもらおうと思う。

そんなこんなで、肇ちゃんと一緒に事務所の駐車場まで行くと、そこではプロデューサーさんが車を用意して待っていた。
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:08:31.24 ID:pT8aGD4I0
Hear the sound of the falling rain..♪

Coming down like an Armageddon flame (Hey!) The shame The ones who died without a name..♪


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7:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:12:43.86 ID:pT8aGD4I0
「着いたーっ」



車のドアを開け放って、あずきたちは外へ出る。かすかに聞こえてくる波の音や、潮の匂い、星の瞬く夜空が素敵だった。
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8:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:17:18.71 ID:pT8aGD4I0
会話はそこそこに、プロデューサーさんも一緒に三人で釣り道具を車から下ろした。

釣り竿や、それを立てておくための三脚。アタリを待つ最中にあずきたちが座るためのシートとか、他にも色々な物があった。


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9:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:19:34.37 ID:pT8aGD4I0
「あと、釣りのマナーや技術に関することは肇があずきに教えてあげてくれ。俺も詳しくないけど、川釣りと大きくは変わらないはずだから」

「わかりました」


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10:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:21:07.01 ID:pT8aGD4I0
プロデューサーさんが用意してくれた釣り竿は、二振り。あずき用のと、肇ちゃん用のものに特に違いはないみたいだった。 

早速、みんなで釣りに使う仕掛けを作った。餌に使うアオイソメっていう生き物が気持ち悪くてあずきには触れなかったけど、肇ちゃんとプロデューサーさんが釣り針につけてくれた。


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11:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:24:10.80 ID:pT8aGD4I0
「この辺ですかね?」

「うん。明かりもあるし、いいんじゃないかな」


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12:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:27:12.22 ID:pT8aGD4I0
「はい、あずきちゃん」

「ありがとっ」


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13:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:31:25.46 ID:pT8aGD4I0
そんな風にのんびりいい気分になったのもつかの間、少しするとプロデューサーさんが色々な物を持ってあずきたちのいる場所にやってきていた。



「どう? 釣れてる?」
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14:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 00:32:37.99 ID:pT8aGD4I0
「こんなにいっぱいあっても、食べきれないよ」

「まあ、余ったら餌に再利用すれば」

「ダメですよプロデューサーさん。餌はちゃんとありますし、残したものを魚にあげるなんて品がありません」
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