5:名無しNIPPER[saga]
2016/07/08(金) 16:58:29.42 ID:n8kvPwWA0
十人十色とはよく言ったもので、短冊も皆、それぞれ違いがありました。
予想通りのものから意外なものまで。
内容はみんな異なっていましたが、どれも素敵な短冊でしたので、
時間はあっという間に過ぎていきました。
「やり始めると案外あっという間でしたね」
私が淹れたコーヒーを飲み、あなたは身体を伸ばしていいます。
「はい♪このファイル片付けたら終わりなので、飲み終わったら事務所の戸締り始めてください」
エアコンやパソコンの電源を確認した後、部屋を一通り見渡します。
笹が立ててあったところはどこか寂しげでしたが、
とにかくいつもの事務所に戻りました。
「では帰りましょう」
電気を消し、私達は事務所を出ました。
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