過去ログ - 勇者山本一樹(26)
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24:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 18:37:25.88 ID:+G7OZFjv0
千歩くらい譲って、俺はゲームの世界に入り込んでしまったと認めよう。
こんな舞台裏俺は見たくなかったぞ。

このおっさんたちも仕事で頑張ってるんだろうか。
今月の給料は多かった、とかで一喜一憂してるんだろうか。
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 18:37:53.58 ID:+G7OZFjv0
俺のツッコミは誰にも届かなかった。
これで後ろのおっさんたちが食いついて来られてもそれはそれでやりづらい。

「そうなんだよ、今月実は結構きつくてさ・・・」

以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 23:00:22.83 ID:+G7OZFjv0
そこでちょっと気になることが出来た。
これ壁に背中あわせたらどうなんの。
やってみよう。

ごり。
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 23:00:50.40 ID:+G7OZFjv0
ゲームとかで壁際に寄った時を思い出す。
カメラが不安定になって、背中とかがズームされる。
あれってこういう状態だったんだな。

壁から背を離す。
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 23:01:16.38 ID:+G7OZFjv0
さて、どうしたもんか。
ここが何処なのか未だによく分かんないけど、少なくとも俺が住んでたところとは違いそうだ。
何をしたらいいのかもわからないし。

取り敢えず外に出てみよう。
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 23:01:51.36 ID:+G7OZFjv0
怒りを抑えて、辺りを見渡す。

煉瓦造りの街並み。所々に吊り下げられている黒いランプは街灯だろう。
少し歩くと、石煉瓦の道がコツコツと小気味の良い音を立てる。

以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 23:02:32.01 ID:+G7OZFjv0
少しぶらついてみる。

車は世界観に合わないからか、見かけなかった。
たくさんの人が広々とした道を歩いている。
現代社会ではなかなかお目にかかれない光景だ。
以下略



31:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 23:03:02.69 ID:+G7OZFjv0
歩いていると、知らない人でも関係なく声をかけられた。

「当ててやろうか?誰かに、スイート・ロールを盗まれたかな?」

誰だよお前。そんな辛気臭い面してねえよ。
以下略



32:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 23:03:29.93 ID:+G7OZFjv0
歩いていると衛兵にも声をかけられた。

「昔はお前のような冒険者だったのだが、膝に矢を受けてしまって・・・」

そうか、頑張れよ。
以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 23:04:01.79 ID:+G7OZFjv0
・・・・・・

チュートリアル的なおじさんがいた。

「メニューを開きたい時はStartボタンを押すんだ。ん?何の話かって?まあ君は気にしないでいいよ!はっはっは!」
以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 23:04:36.05 ID:+G7OZFjv0
とりあえず持ち物をチェックしてみる。

[装備] 町人の服
[持ち物] なし

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