過去ログ - 幻想郷に来た貴方が女の子と仲良くなる話2
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43: ◆5m18GD4M5g[saga]
2016/07/10(日) 21:49:58.24 ID:tMK3Wjeo0
「やっぱりさ、肉とか食べたいと思う訳ですよ。男の子なら尚更そう思うでしょ」

食事を摂っていると再び隣の村紗が話しかけて来る。
その表情から出された料理に不満を覚えているのが見て取れる。

料理は所謂精進料理。肉は入っておらず、野菜や豆腐を中心としている。

「育ち盛りなら肉食べなきゃよ。だからここは一つ貴方が聖に言伝を宜しく頼みたいかな、と」

悪戯な笑みで貴方に頼みごとをする。
しかし貴方は初めて口にする精進料理に、これはこれで中々旨いと舌鼓を打っていた。

「むむ、これだから最近の若者は。昔に比べて根性が無くなったものよ。嘆かわしや」

笑みから一転してむすっとした表情で再び自分の料理に手を付け始める。

「…何ですか、寺勤めは肉食べたいと思っちゃいけないですか」

そんなに肉を食べたかったのかと指摘すると、ジト目で此方を睨まれてしまう。
ここは機嫌を取る為に、伝えとくだけ伝えておくと言って置くことにした。

「はは、よろしい。少しは新米の心得が分かって来たじゃないのよ」

その答えに満足したのか、再び表情は一転して笑顔となる。


その様な会話中、貴方は気になっていた――――――


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