過去ログ - 幻想郷に来た貴方が女の子と仲良くなる話2
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69: ◆5m18GD4M5g[saga]
2016/07/11(月) 23:52:13.73 ID:4gjKUK/V0
3.いつの間にか見知らぬ女の子が居た。


「ふむ、外の世界はこんな物を持ち歩く習慣があるのねえ」

貴方が部屋に入ってゆっくりしていた筈だが、ふと気が付くとゴロンと転がりながら
貴方の持って来ていた携帯を弄る女の子がそこにはいた。
一体いつの間に来ていたのかと驚きながら尋ねて見る。

「さっきかしら。よく分からないけど。ところで、携帯って誰でも持ってるのかなあ」

貴方の質問にはなあなあで答え、手慣れたかのように指でスライドさせて遊ぶ。
更に逆質問をされたので、貴方なりに答えおく。

「皆持ってる、ねえ。でも電話越しよりやっぱり直接会う方が素敵じゃない?」

実にロマンスな台詞を言われてしまい、確かにと貴方は女の子に同意する。

「そうそう。だから貴方にはこんなものはいらないの」

そう言って懐に仕舞い込もうとする女の子。
やんわりと断りつつ、奪われた携帯を奪い返す。

「ああん。泥棒。ひったくり。痴漢」

完全に冤罪な罪状をを並び立てられ、がくりと力が抜けてしまう。
その隙にまたも携帯を盗られ、再び弄り回すのに専念される。

貴方に取って別に今は必要ないので、取りあえずはそのまま女の子の手に渡らせておくことにしていた。


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