過去ログ - 幻想郷に来た貴方が女の子と仲良くなる話2
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91: ◆5m18GD4M5g[saga]
2016/07/27(水) 18:42:12.83 ID:MfWnZhhI0
6−0.曲がり角で首飾りを付けた女性とぶつかった。(新キャラ)


「わわっ、と」

キョロキョロと洗面所を探しながら歩き回っていたせいか、
さほど注意せずに歩いていた貴方は曲がり角で女の子と軽くだがぶつかってしまう。

回避し辛い接触事故ではあったが、ぶつかってしまったからには貴方はすぐに謝罪をした。

「あ、いや。大丈夫。こちらこそ申し訳ないです」

貴方が謝るのを見ると、ぶつかってしまった女の子もペコリと頭を下げつつ謝罪する。

「ところで、寺の散策でもしてるんですか?…こんなところまで?」

訝しげな表情で貴方を見る女の子だが、「こんなところ」とはどういうことかと貴方はキョトンとする。

「此方からはほとんど寝室しかありませんが…まさかよからぬ事を…」

寝室、という単語と女の子の視線が厳しくなるのを感じ取った貴方は、慌てて洗面所を探していただけと弁解する。
身振り手振りで大袈裟なジェスチャーをしながら早口で弁解していると、その女の子は突如吹き出す。

「ぷっ、あ、はは。いや、分かってますよ。そんなことだろうと思ってましたよ」

女の子が笑うのを見て、からかわれてしまったと貴方は気付く。

「まあ、どうか怒らずに。お詫びに水場まで案内しますから。ね?はい、回れー右」

女の子は貴方を回れ右させると、先陣を切って歩き出したので、貴方はそれに随伴して行った。


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