過去ログ - 【ラブライブ!の世界観で】望月亜里沙「奇跡?いいえ、打算です」【オリジナル】
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15: ◆8HDPAIHmbM[saga]
2016/07/09(土) 21:26:25.26 ID:xA588wri0
(一年生のとある教室にて)

美涼「連絡くれた古賀光さんと篠田エレナちゃんだね?」

光「は、はい、古賀です。わざわざ一年の教室まで来て頂いて、すみません」

エレナ「ど、どうも……(ガクブル)」

亜里沙「……両方不採用。美涼、教室戻るよ」

光&エレナ「!?」

美涼「は? ちょっと待ってよ、まだ話も聞いてないのに?」

亜里沙「こっちは慈善事業でやってるんじゃないから。部長のアタシがダメだと思ったら、ダメ」

光「どういうことですか? ダメならダメで、ちゃんと理由を教えてください」

亜里沙「いいよ。アタシ遠まわしな言い方苦手だから、正直に教えたげる。
    まず古賀さんだっけ、あなたはルックスがアタシの合格基準以下」

光「……!」

亜里沙「点数付けるとしたら五〇点。アイドルはファンの特別な存在になってナンボだから。平均程度じゃ厳しい」

エレナ「そんな! 普通の女の子でも輝ける、スクールアイドルってそういうものじゃないの!?」

亜里沙「考え甘すぎ。去年のラブライブ本戦に出てた子で、顔が普通以下の子なんていたと思う?」

エレナ「う、それは……」

亜里沙「普通の女の子が輝けるなんて幻想。運動部でも文化部でも、努力次第で輝ける場所なんていくらでもある。
    でもアイドルとして輝けるかは、持って生まれたものの比重が大きいから」

エレナ「で、でも、そんな言い方しなくても!」

光「エレナ、もういいよ。部長さんの言い分は筋が通ってるし、私が可愛くないのは私が一番知ってるから。
  けど、単にルックスの問題なら、エレナは合格してもいいんじゃないですか?」

亜里沙「確かに、ルックスだけなら篠田さんの方は余裕で合格してるよ。目がパッチリしてて、年相応に幼さ残してて、いい感じ。
    じゃあ何で不合格かって言うと、篠田さんが古賀さんに依存してるタイプに見えたから」

エレナ「え……」

亜里沙「おおかた一人じゃ不安だから古賀さんを誘ったってところでしょ。
    ここで篠田さん一人を入れたって、アタシらもそっちも、お互いいいことはなさそうじゃん? それじゃ、帰るわ」

美涼「……ごめんね、二人とも。アイツも悪気があるわけじゃないから」

光&エレナ「…………」


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