過去ログ - リルトット「見えざる帝国」
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53: ◆dVkk0qX/d.[saga]
2016/07/10(日) 18:43:07.81 ID:xdZ7irUr0
エス・ノト「一度デモ僕の攻撃ヲ受けタラ最後……恐怖で全身ガ凍り憑く前に決着ヲつけるシカない」

リル「けど、聖兵(ゾルダート)ならともかく星十字騎士団相手に生半可な戦力で太刀打ちできる道理はねぇ
    短期決戦に持ち込むなら、切り札である卍解の使用は不可欠。そこを狙う――ってのが元々の作戦じゃーあったが」

リル「要はお前みてーなタイプの相手と当たっちまったのが運の尽きだったってことか」

エス・ノト「“恐怖”と相対しテ戦ウニは、彼ハ隊長とシテあまりに若く――狡猾さや老獪さが足リ無かッタ
       僕の放つ棘の性質ヲ見極めるべく慎重に戦オウと死テタせいで、結果的ニ恐怖が全身ニ回ったノガ彼の敗因かナ?」

そう他人事のように言いながら、リルトットの傍を通り過ぎていくエス・ノト

エス・ノト「さて、次の侵攻ニ備えておこうカ。モウ失態は許されなヰからね」

リル「失態? ああ、元柳斎に突っ込んでって死にかけた件か」

エス・ノト「千本桜景厳ヲ手に入レテ、少しばかリ調子に乗って死まッテたようだよ……使ウ暇すら与えラレなかったケド」

リル「ま、生きてただけマシだろ。精々バスビーに感謝しとくんだな」

エス・ノト「ソレモだけど……ソノ後も、ね」

リル「あ?」

訝しげに聞きかえすリル


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