55: ◆dVkk0qX/d.[saga]
2016/07/10(日) 18:44:46.91 ID:xdZ7irUr0
エス・ノト「今こうシテ生きて居ラレる事ニ、感謝しないと逝けナイって話さ
下手ヲすればアノ後、陛下に処断サレても可笑しくはナカッタから」
リル「……流石に考えすぎじゃねーか? 一応お前らだって陛下に助太刀する目的で参集したんだろ?」
エス・ノト「ソンナ事は関係ナイよ。役ニ立たナイと判断されたら、陛下ハ決して容赦サレナイ
イーバーンや、“R”のロイド・ロイドのように……簡単に消サレテ死まう」
リル「いや、それこそ気にしすぎだろ。イーバーンは所詮徴兵した破面の雑兵にすぎねーし
ロイド・ロイドだって元柳斎に負けて、ほっといてもすぐにくたばる状態だったって話だろ」
エス・ノト「ダカラ、関係ナイんだ、そんな事。だッて陛下ハとても――怖イ人だから」
そう呟いて立ち去るエス・ノトの背に、リルは軽い調子で返した
リル「恐怖を操るお前にとって、一番の恐怖がその力を与えてくれた陛下ってのも皮肉な話だな」
エス・ノト「皮肉でも何でも無いさ……僕ノ命は陛下ノ御力で死から救ワれたんだから」
リル「?」
エス・ノト「その陛下に生を奪ワれるより他に、怖イ事なんてある筈もない」
106Res/52.25 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。