100: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/29(金) 22:21:50.84 ID:NhasdyPg0
静「変わってるの……『間取り』が」
双馬「……」
純「……『間取り』?」
101: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/29(金) 22:24:23.42 ID:NhasdyPg0
仗助「……つまり、こういう事っスか?この屋敷は敵の『罠』で……中は迷路のように入り組んでいたりする可能性が……」
承太郎「十分予想されるだろうな……チームから逸れるなよ。それと、無闇やたらに通信機は繋がない事だ。情報が筒抜けになるおそれがあるからな。……おれ達は奥へ行くぜ……仗助、億泰」
仗助「……了解っす」ザッ
102: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/29(金) 22:26:32.90 ID:NhasdyPg0
バタン
純「……」ザッ
双馬「……」ザッ
103: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/29(金) 22:29:18.38 ID:NhasdyPg0
双馬「……そんな下らない物を手に入れているヒマがあったら、『弓と矢』を手に入れるために全力を尽くしたらどうだ?」ハァー
純「……」ピタッ
静「……」
104: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/29(金) 22:32:18.04 ID:NhasdyPg0
純「……それだけじゃあねーだろ、メガネ」
双馬「……」
クルッ
105: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/29(金) 22:37:19.51 ID:NhasdyPg0
純「アンタ、静がどんな気持ちでアイツを止めようと――……!!」
静「待って純。あたし、わかってるから」
純「!」
106: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/29(金) 22:39:48.64 ID:NhasdyPg0
静「改めて、聞かせて」
双馬「……」
静「アンタは本当に……他の全てより、弓と矢の方が……大切だっていうの?」
107: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/29(金) 22:42:01.15 ID:NhasdyPg0
双馬「……母さんは、父を信頼していた」
純「……」
静「……」
108: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/29(金) 22:43:50.48 ID:NhasdyPg0
双馬「しかし……事実は違った。スタンド能力に目覚め、父さんと母さんが出会ったこの場所、杜王町の地面の記憶を読んで、僕は知った。……僕はただ、復讐のためだけに孕ませられた子だと!」
純「……」
静「……双馬……」
109: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/29(金) 22:45:37.43 ID:NhasdyPg0
双馬「そのためなら……今の僕から解き放たれて、幸せになるためなら、何だってする。邪魔をするなら……今ここでやりあってもいいんだぜ?静……純」
純「……な……」タラリ
静「……バーカ、双馬。なんでそんな無駄に疲れる事しないといけないのよ」
110: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/29(金) 22:47:35.26 ID:NhasdyPg0
静「邪魔なんて、しないわよ。けど、そうね……双馬、アンタ何か勘違いしてるようだから、言わせてもらうわよ」
双馬「……何?」
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