過去ログ - 静「メイの世界」
1- 20
262: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/09/11(日) 20:27:50.50 ID:U5KiOSbq0
衰弱し、治療費ばかりかかる少女の事を、老夫婦は疎ましく感じ始める。
そんな寂しい少女には……生まれつき、ある『能力』を持っていた。

『どんな生物とも『友達』になれる』能力を――……。

以下略



263: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/09/11(日) 20:31:41.13 ID:U5KiOSbq0
少女は……ひとりきりだったのだ。
あの日……2010年の夏。

『チェスタ・テスタロッサ』に出会うまでは――……。

以下略



264: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/09/11(日) 20:34:52.13 ID:U5KiOSbq0
…………

純「危ない静ッ!!」ドンッ!

静「きゃっ――……」
以下略



265: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/09/11(日) 20:38:17.23 ID:U5KiOSbq0
双馬「純、お前今ので怪我したのか?見せてみろ」

純「カスリ傷よ。あいつ破壊力は大したもんだけど、大ぶりで乱雑よ。注意してたら当たんないわ……で、静」

静「何?」
以下略



266: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/09/11(日) 20:41:39.48 ID:U5KiOSbq0
静「そう。あいつは『幽霊』……この前この屋敷に来た時は、もっと不定形っていうか、よくわかんない形してたけど……間違いないわ。あいつはメイって感じしないし」

純「……その『感じ』っていうの、私にはよくわかんないんだけど」

双馬「そんな事はどうでもいい。静、さっき通信で仗助さんに言ってたな?『この屋敷の物は壊してはいけない』って」
以下略



267: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/09/11(日) 20:44:34.20 ID:U5KiOSbq0
ドッグォ!

純「〜〜……メチャクチャ攻撃してきてんじゃあね〜〜かよーッ!オイコラ静ッ!お前マジなんだろーな〜〜!?」

静「たぶん、『セキュリティ』みたいなモンだと思う。この屋敷の主である『メイ』を守ろうとしているの。番犬みたいにッ!!」
以下略



268: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/09/11(日) 20:49:09.19 ID:U5KiOSbq0
ヒュバアッ!!

双馬「走れ、二人共!」ダッ!

ドゴ!ドゴ!
以下略



269: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/09/11(日) 20:54:10.70 ID:U5KiOSbq0
ガシッ!

純「……?」ガチャガチャッ

静「ちょ、ちょっと純?何やってんの?早く開けなさいよ」アセアセッ
以下略



270: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/09/11(日) 20:56:45.47 ID:U5KiOSbq0
純「かっ!『カギ』がかかってやがるっこのドアッ!!ヒイイイ――ッ!!!」ブワッ!!

双馬「『ペーパー・バック・ライター』」

ドン
以下略



271: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/09/11(日) 20:58:49.46 ID:U5KiOSbq0
双馬「『ドア』を『本』にした……『幽霊屋敷』っつーのは『物』って事になるのかな?よくわからんが……」

ドサアッ!

純「とっ、通れたッ!!」
以下略



272: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/09/11(日) 21:02:26.15 ID:U5KiOSbq0
バシィ――z__ン

純「……ハア、ハア……」

ガチャガチャガチャ……!
以下略



599Res/146.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice