過去ログ - 静「メイの世界」
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51: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/24(日) 23:34:25.31 ID:Bd8JCnfL0
ムーロロ『あ〜〜〜〜ッ!!あっあっあっあっあっああッ!!やめろってバカ、お前言っただろうがよォーッ。オレは電話のピピピっつー無機質な電子音が嫌いなんだ。あの音を聞くとケータイを本能的に叩き壊したくなるんだッ。電話ならこっちからするんだよッボケッ』

シーラE「やかましいわよムーロロ!重要な事はアンタに伝えなきゃあならないんでしょうが!あんましふざけた事抜かしてたら、今度テメーの頭に乗っかってるヘンな帽子吹き飛ばしてやるんだからッ!」

ムーロロ『何だと?テメーッはアレだよなああァ〜〜……いまいちオレに対する敬意が足りねえんだよなァ〜〜ッ……いいか?オレは上。お前は下だ。オレの指示に従わねえと、組織の立場ってモンがよォーッ――……』
以下略



52: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/24(日) 23:37:58.17 ID:Bd8JCnfL0
ムーロロ『だーん、だらららららららら……』

シーラE「あッ!ちょっとムーロロ!アンタ何やってんの?劇団『見張り塔』なんてやってる場合ッ!?」

ムーロロ『うっせえなッ!お前らがこの先どーなるか、オレが見てやろうってんだ。ほら、拍手だ拍手!』
以下略



53: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/24(日) 23:45:13.57 ID:Bd8JCnfL0
純「……長くなりそうね」

承太郎「今のうちに話を進めよう。それで、静……」

静「……」
以下略



54: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/24(日) 23:47:05.12 ID:Bd8JCnfL0
静「……ええ。だから、あたし達は今、この場所にいる……」

承太郎「……」

仗助「……この場所は……」
以下略



55: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/24(日) 23:49:49.41 ID:Bd8JCnfL0
静「この本は、『幽霊屋敷の本』よ」

バ ン

億泰「……『幽霊……』んん?何つったよ?今?」
以下略



56: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/24(日) 23:52:04.16 ID:Bd8JCnfL0
双馬「僕達三人は、『吸血鬼・メイ』の退治に……幽霊屋敷突入作戦に、参加させてもらう」

ドン

承太郎「……」
以下略



57: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/24(日) 23:54:55.81 ID:Bd8JCnfL0
静「あたし、決めたの。本当は……怖くて怖くて仕方ない。きっと承太郎さんは……兄さんは、億泰は、言うでしょうね。『危険だぞ、命の保証はない』って。そんな事はわかってる。その事を考えると胸がバクバク痛むわ。メイに血を吸われて死ぬ自分を考えると、身体が芯から冷え切ってしまう。……けどね」

承太郎「……」

静「あたし……許せないの。まがい物の力で、『友達』とかいう、上辺だけの存在を作って……人々を狂わせる、メイが……許せない。……そのためなら、どんなに怖くったって……あたし、拳を握って、あいつをブン殴れるわ」
以下略



58: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/24(日) 23:58:09.47 ID:Bd8JCnfL0
静「あいつに見せてやりたいの。『親友』と『悪友』の力をね。だから……お願い。あたし達を……認めて」

仗助「……」

億泰「……」
以下略



59: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/25(月) 00:00:30.04 ID:JXpTbSzr0
双馬「……申し訳無いですが、僕の目的はメイが所持している『弓と矢』です。メイがそれを使う前に、手に入れるのが僕の目的です」

純「私もさァ〜〜……正直言って来たくなかったっつーか……少なくとも、自分の命をかけてまで吸血鬼とかいうバケモンと戦う気は無いわよ。もし死にそうな目にあったら、一目散に逃げるわね」

承太郎「……」
以下略



60: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/25(月) 00:02:42.23 ID:JXpTbSzr0
双馬「メイはそれを使って『神』となる気です。ならば、それを阻止するため……静の力になってやりましょう」

純「コイツ、放ってたら前の戦いでも死んでたもん。そんなヤツほったらかしにしてベッドでグースカ寝る訳にはいかねーッ……コイツが死にそうな目にあったら、全力で助けてやるわ」

バァーン
以下略



61: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/07/25(月) 00:04:48.00 ID:JXpTbSzr0
承太郎「作戦の説明をする。よく聞いてくれ……といっても、大したものでは無いがな」

静「……」

双馬「……」
以下略



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