過去ログ - 男「まどマギの世界に来てしまった」
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12:名無しNIPPER[saga]
2016/07/10(日) 23:38:21.20 ID:igP9yl4d0

 男はその時に初めて自分の身体の異変に気が付いた。
 手も足も無い、白く光る丸いなにか。
 その白いなにかから眩い光が発せられ、次の瞬間には白いなにかは白く輝く宝石へと変わっていた。
 そこで漸く男は今置かれている状況に不安を持ち始めた。

男「な、なんだ? 今の?」

QB「……驚いた。ここまでのエネルギーが得られるとは思ってもいなかったよ」

男「へ?」

QB「……君の魂は恐らくはこの宇宙とは別の宇宙からやってきた魂だ。この宇宙の因果とは別の因果を持つ君の魂。いわばこの宇宙におけるイレギュラーといえる存在が君だった」

QB「君の魂に手を加える上で、君のいた宇宙と干渉できるかと思ったが君の因果の糸は既に君のいた宇宙からは切り離されていた。非常に残念だね」

男「ちょ、ちょっと待ってくれよ……なんかこの夢リアルすぎるんですけど。なんか無性に嫌な予感がするんですけど」

QB「さて、君の魂に触れさせてもらった結果、君は太陽系における、地球の類人猿の一種・所謂人類とほぼ同じ魂・感情を持っているようだ」

QB「君の魂から、外付けの肉体を生み出した結果、君は人類と変わらない肉体を持っているようだね」

 QBの横に男が見慣れた肉体が現れる。

男「お、俺?」

QB「この肉体で活動できるのは地球くらいのものだ。サービスで君を地球に転送しておいてあげるよ。ここは太陽系から遠く離れた宇宙空間なんだからね」

男「ま、まて、ちょっとまて!」

QB「それじゃあね」

 QBが言うと男のソウルジェムと肉体は掻き消え、その場、真っ暗な宇宙空間にはQBのみが残った。



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