32: ◆foQczOBlAI[saga]
2016/08/07(日) 00:08:40.97 ID:Ko1Ake4T0
提督(妙高と花火を見上げている)
提督「綺麗なもんだな」
妙高「そうですね」
提督「俺がガキのころは花火は近くで見るに限ると思っていたもんだよ」
妙高「どうしてですか?」
提督「音がさ、好きだったんだ。心臓に響いてくるあの音が」
妙高「では今はどうして?」
提督「綺麗なものは遠くから見ても綺麗だなと。こうしてゆっくり見るほうがいいと思ったな」
妙高「ふふ、大人になられたのですね」
提督「しかし、俺もたまには童心に返りたくなる」
妙高「いつも童心に返っていませんか?」
提督「そんなことはない。花火を見ると叫びたくなるだろ、たーまやーって」
妙高「提督、花火の掛け声で有名な玉屋や鍵屋は江戸時代に有名だった花火師の屋号で玉屋にいたっては今は存在していませんよ」
提督「いいんだよ、そんな細かいこと。雰囲気で楽しめれば問題ない」
妙高「よくありません、私も那智も足柄も羽黒も全員妙高と呼ぶようなものですよ」
提督「わかった。じゃあ今日打ち上げている花火師の屋号はなんだ?」
妙高「……たーまやー」
提督「妙高の融通がきくところ俺は好きだよ」
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