過去ログ - 安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい
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265: ◆WavyZHXNoU[saga]
2016/07/14(木) 00:12:45.29 ID:DsWl3cMSO



誠「あ、そうそう、そこに足かけて…手はそっちで…」


葉子(カメラマンにロッククライミングの指示出してる…)

貴方「葉子ちゃん」

葉子「はっ…あ、うん」

貴方「一応…彼の名誉のために、言っておきますが」

貴方「決して、彼は生まれてからすぐ親に捨てられてお猿さんに育てられたとかいう経歴の人じゃ、ありませんよ?」

葉子「そこまで思ってない…」

貴方「おや、そうでしたか」


貴方「冗談はさておき…」

葉子(あ、でも本当にそういうわけじゃないんだ…)

貴方「彼は、確か…小学生くらいの時に、一家離散という憂き目に遭っていまして」

葉子「へっ…?」

貴方「何かいらの手違いや連絡ミスが重なりに重なって、行き場もなくして…1年ほど小学生にして、たったひとりで生き抜いたそうで」

貴方「その都合で、ものすごくサバイバル能力というか…まあ、そういうところが長けてしまったんですね」


貴方「その後、どうにかちゃんとした屋根と壁のあるところに住めるようになったんですが…」

葉子(それまで屋根と壁なかったってことだよね…?)

貴方「莫大な借金が両親にあって、年齢詐称をして色々と働いたそうです」

葉子(壮絶すぎる…)


貴方「それで…紆余曲折を経て、社長が逞しすぎる彼を見つけて、アイドルにならないかとスカウトしたそうです」

葉子(紆余曲折が気になる…!!)

貴方「彼は…アイドル3年目ですが、それまでの経験からか、肉体的にも精神的にも頑強なんですよね」

貴方「どんな肉体系の仕事でもけろっとしてますし、むしろ、こういう仕事だとああしてすごくいい笑顔になるんですよ」


貴方「一日でも早く借金を返済するために、と毎日がんばってます」

貴方「ファンは、彼の逞しいところと、どんな目に遭っても快活な笑顔を忘れないところに惹かれているようです」

貴方「けっこう男性ファンも多いんですよね…」


葉子(て言うか…超人?)


貴方「衣依ちゃんと仲がいいんですよ」

葉子「あっ…」

葉子(確かに何か、すごくあの人って…頼りになりそうな感じだし…)

貴方「よく衣依ちゃんに、無茶しちゃダメって言ってるでしょう、と叱られて小さくなってます。ほほえましいですよ」

葉子(そっち…!?)


 ↓1 葉子のお仕事見学の感想 コンマ判定

 1〜3 いつかこんな仕事をさせられるんだろうかとやや怯えてしまった
 4〜6 アイドルってすごいとおもいました。
 7〜9 すごく誠のことが立派に見えたそうです



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