過去ログ - 【FE】サナキ「婚姻じゃと？」【蒼炎・暁】 -SS速報VIP

過去ログ - 【FE】サナキ「婚姻じゃと？」【蒼炎・暁】

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24:名無しNIPPER[sage]
2016/07/13(水) 01:32:03.16 ID:yCRYeFRDO
FEの、それもテリウス大陸のSSとはうれしいなぁ

25:名無しNIPPER[sage]
2016/07/13(水) 08:16:57.21 ID:ZGRYFIpWO
暁だと、サナキがアイクに大楯の書をプレゼントしてたっけ

26: ◆.Iy/ALUU2g
2016/07/13(水) 22:00:31.51 ID:OQwFXVQK0
シグルーン「陛下、エリンシア殿下にはお約束どおりアイク殿をお連れいただきました。今後は陛下ご自身も努力なさいませんと……」

サナキ「ふん。あ、あんな約束無効じゃ、無効」

シグルーン「しかし陛下は諸国王の目前で明言なさったではありませんか」

以下略

27: ◆.Iy/ALUU2g
2016/07/13(水) 22:20:20.75 ID:OQwFXVQK0
サナキ「そうじゃな。ふむ、えっと……」

シグルーン「お断りいたしますが、あくまであればお聞かせ願いたいというだけで、わざわざお考えなさる必要はないのですよ？」

サナキ「わ、分かっておるわ！　考えてなどおらん。思い出していただけじゃ。うん、そうじゃな。あれじゃ」

以下略

28: ◆.Iy/ALUU2g
2016/07/13(水) 22:34:00.75 ID:OQwFXVQK0
サナキ「いやいや、いっそわたしの代わりを務められるくらいでちょうど良いのぉ」

シグルーン「陛下の代わり……」

サナキ「子を生む際には政治に参加できなくなるじゃろうからのう。その期間を任せられるものでなければ」

以下略

29: ◆.Iy/ALUU2g
2016/07/13(水) 22:38:45.76 ID:OQwFXVQK0
サナキ「で？　どうなのじゃ、アイクにわたしの代わりが務まるか？」

シグルーン「それは……無理でしょう。アイク殿には経験もありません。こと人をまとめる才能、ただそれのみならば傑出しておりますが……」

サナキ「うむ、まつりごととなれば当然人の信用を得るだけではダメじゃ。それは前提として」

以下略

30: ◆.Iy/ALUU2g
2016/07/13(水) 22:53:17.46 ID:OQwFXVQK0
シグルーン「しかし陛下、政治が必須条件となれば、アイク殿には希望はないでしょう」

サナキ「な、なぜじゃ。分からんじゃろう」

シグルーン「陛下がおっしゃったとおり、政治には根回しや諸国諸侯との交渉など面倒ごとが多くございます」

以下略

31: ◆.Iy/ALUU2g
2016/07/13(水) 22:58:26.20 ID:OQwFXVQK0
シグルーン「もし、それでも陛下ご自身が、『ことにアイク殿を望まれる』ならば、話は変わりましょう」ﾁﾗｯ

サナキ「うっ」ｶｧ///

シグルーン「がっ！　しかし、アイク殿とおっしゃられたのは、あくまでそれほどの器量が必須という例えであって」

以下略

32: ◆.Iy/ALUU2g
2016/07/13(水) 23:09:08.59 ID:OQwFXVQK0
シグルーン「……なんでしょうか？」

サナキ「その……ふむ、何もそんなに急ぐこともないではないか」

シグルーン「いえ、妙な噂が立てば、それはまた面倒ですので。ないことはなしと一刻も早く明言しておかれた方がよろしいかと」

以下略

33: ◆.Iy/ALUU2g
2016/07/13(水) 23:18:04.60 ID:OQwFXVQK0
サナキ「むぅ」ﾌﾝｯ

シグルーン「……陛下。ベグニオン皇帝の婚姻ともなれば、政治的政略的な側面は隠しおおせぬもの」

シグルーン「ふさわしき器、ふわさわしき立場……そのようなことを考慮しなければならぬのも事実でございます」

以下略

34: ◆.Iy/ALUU2g
2016/07/13(水) 23:23:49.79 ID:OQwFXVQK0
サナキ「み、ミカヤ、いつからそこにおったのじゃ」

ミカヤ「え？　ずっといましたが」

サナキ「ずっと、って……」

以下略

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