過去ログ - 飛鳥「理解(わか)ったよ……真実は都のものだ」【モバマスSS】
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◆hJf93tAuuw
[saga sage]
2016/07/12(火) 21:21:08.01 ID:gQuthCsR0
「CuP(キュートプロデューサー)なら、イエローリリーの3人組を迎えに行ったにゃ」
「CoP君は、営業で外回りをしているはずよ。その後の予定は二時間後にレッスンの付き添いで――」
「PaPはドンキに育毛剤買いに行ったで」
「まぁプロデューサーさん達が忙しいのは仕方がないとして」
先頭を歩く都は、言いながらもずんずんと進んでいった。
都と周子、そして僕達三人は例の“開かずの間”の扉がある廊下まで歩いて来ていた。
この倉庫群は美城プロ本館の奥にあり、現在では必要性の低い雑多な物をしまっておくような場所だ。
各部門の倉庫がひとつずつあったのだが、映像製作部門が一足先に大きな倉庫を用意して貰ったとのことで、
物置同然の部屋から新しい倉庫に全ての物を移したのが“開かずの間”の始まりである。
倉庫は主要な大きい廊下から脇に二回ほど曲がった先の行き止まりに固まっており、
倉庫に用が無い人物はそもそもこの場所を通る事は無いような立地だ。
周子が不思議そうに呟いた。
「物音を聞いた人たちって、この倉庫に用がある人がたまたま聞いたんだよね、きっと」
倉庫群の中の一つの部屋の前で立ち止まった都が答えた。
「間違いないですね。この廊下は行き止まりですからね。
……そして、この部屋はどうやらアイドル部門の倉庫のようですね」
僕の目線より少しだけ高い位置にプレートがあり、
そこにはアイドル部門倉庫とだけ書かれたプレートが貼ってあった。
「この部屋にちひろさんが……シッ!」都が口元に指を当てて静止した。
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