19:名無しNIPPER[sage]
2016/07/14(木) 21:49:23.09 ID:9Y3+pWvQo
P「よし、じゃあ次はあの日の朝に戻ってみよう」
晶葉「ただもしも……桃華の怪我は命に別状が無い軽いものだからいいとして、雪美の死が
それでも変えることが出来なければ、彼女のことを諦めたほうがいいかもしれない」
P「それはなんでだ?」
晶葉「そもそもおかしいのだ。なぜあの時間に事故が発生して雪美が死ぬ? どんな原因があれば
そんな結果が確定するというのだ。時間のずれがあれば、例えばあの日のいずれかの時間に死ぬ
とかであれば、まだ理解は出来る。だが同じ日同じ時間に分も違わず死ぬというのは
最早……運命というべき事象であろう。それに辿り着く原因など到底思いつかない」
P「確かに見当もつかないな」
晶葉「もしかしたら原因と結果に繋がりはないのかもしれない。ただそこにその事象が横たわっている。
天命、寿命。雪美の生の限界がその地点なのかもしれない。私にはそんなことしか思い浮かばない。
だからもしも解決しなかったら……」
P「それでも俺は諦めない」
晶葉「……そうか。わかった。とはいえそれは最悪と言うべき事態だ。オフにすれば回避出来るかも
しれん。まずはこのタイムマシンを作ろうか。ただしPには今回みっちり付き合ってもらって
構造を完全に頭に叩き込んでもらうぞ」
P「転ばぬ先の杖だな」
晶葉「ああ。出来れば使わずに済むことを願おう」
P「そうだな」
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