34:名無しNIPPER[sage]
2016/07/14(木) 21:56:25.75 ID:9Y3+pWvQo
晶葉「そういうわけで完成したぞ」
P「まさか半年で作れるとは」
晶葉「アイドルの仕事も少なめにしたりして時間は作ったからな。
一度作ったから設計図は頭に残っていたし、改良部分もいくつかあったから早くなった」
P「俺は一人だと五年かかっても出来なかったのにな……」
晶葉「君と私では基礎的な能力も知識も違うよ。さてと、一応もう一回聞いておこうか」
P「なんだ?」
晶葉「時間移動をやめろ。私と共に生きよう」
P「すまない。それは出来ない」
晶葉「うむ。わかった。今回の移動はいつにするか決めたのか?」
P「原因の当ても特に浮かばないからあの日の一日前にでも戻ろうかと思っている。
お前がこっちに来たのは当日の俺が電話をする少し前だって言ったな」
晶葉「ああ。もしも君がそれ以降に飛んだのならば時間移動した私が協力できたのだが……。
まぁ仕方ないな。あの日だけではどうあがいても変えられそうにない」
P「もしも俺が戻ってすぐにお前も同じ時間に戻ったらどうなるんだ?」
晶葉「我々が移動出来るのはあくまでもこの世界の歴史での過去だ。行けるのはあの日の朝に君が戻り、
私が電話を受ける少し前に戻った世界であり、君が一日前に飛んだ世界は別の世界になる。
例え私が追いかけて移動しても、そこにいるのは時間移動のことなど知らない人だけだよ」
P「そうか。じゃあ今のお前とはここでお別れだな」
晶葉「名残惜しいか?」
P「少しだけな」
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