過去ログ - 岡崎泰葉「ころころ丸い、網目の幸せ」
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2:だりやすかれんだよ ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/16(土) 12:43:21.24 ID:U+SVthFQO

「今日のお仕事は……うん、泰葉ちゃんはもう無いみたいですね」

「はい、良かったです……。またこの暑い中に放り出されるのは、ちょっと……」

以下略



3: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/16(土) 12:45:25.33 ID:U+SVthFQO

給湯室に消えていく影をぼやっと眺めて、もう一度息を吐く。

今度は室内の冷たい空気を感じて、今日のお楽しみを思い出した。

以下略



4: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/16(土) 12:47:06.65 ID:U+SVthFQO

「はぁ……良い香り」


ラッピングされていても、なお漂う香ばしい匂い。
以下略



5: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/16(土) 12:48:29.95 ID:U+SVthFQO

「ア、アリガトウゴザイマス……」

「いえいえ。……で、それってもしかして」

以下略



6: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/16(土) 12:50:41.21 ID:U+SVthFQO

ああ。

朝からずっと我慢していた。

以下略



7: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/16(土) 12:52:11.58 ID:U+SVthFQO

生地を練り、焼いたのはきっとあの子。

そして華やかにトッピングしたのはあの子だ。

以下略



8: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/16(土) 12:53:17.05 ID:U+SVthFQO

「――ごくり。では……いただきます」


アイスコーヒーで唇を湿らせ、いざ。
以下略



9: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/16(土) 12:55:07.37 ID:U+SVthFQO




私の意識はそこで途切れた。
以下略



10: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/16(土) 12:56:28.56 ID:U+SVthFQO


―――


以下略



11: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/16(土) 12:58:16.54 ID:U+SVthFQO

幸せそうなため息……もとい、寝息を吐く泰葉に、ジト目を送る加蓮。

李衣菜にしても半信半疑であり、やはりこれは本当は起きているのでは……と思わざるを得なかった。

以下略



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