過去ログ - みも「なんかμ'sのみんなが忍者になってた件……」
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118: ◆hjwFaAU9TE[saga]
2016/07/16(土) 14:33:22.36 ID:FGFremolO


一方、崖下へ転がり落ちた紅寸。



紅寸「はぁ、ビックリした……痛たたぁ……」


7、8メートルといったところか。

忍びなのだから、落下にあたって受け身を取ることなど造作もない。

大した高さからではなかったおかげで、生きてはいるし、大怪我を負ったわけでもなかった。

それでも、あちこち擦りむいてはいるし、ふくらはぎに尖った木の枝が刺さってはいるが。

さして問題は無かった。


紅寸「…よいしょ、っと……痛っ……」


ゆっくり立ち上がると、やはり痛みはあるものの活動にはそれほど影響はないことがわかった。

とりあえずの血止めと包帯での応急処置を施した。


紅寸「……ん、おっけ」


普通に歩けるし、今落ちてきた崖を登ることだって可能。



そうして登りきった先には、やはりというか当然というか、鈴と牌流の姿があった。


紅寸「ただいま」


鈴「く、くっすん……大丈夫……?」

牌流「心配しすぎ。忍者ならこんくらいで死んだりしないって」

紅寸「そうそう。ちょっと擦りむいたくらい」

鈴「よかったぁ…」


紅寸「……でも」



パチンッ──!!



乾いた音が響く。

同時に、鈴の頬に鋭い痛みが走った。


鈴「あぅっ…!」


牌流「ちょ、ちょっと! 紅寸! 何してんの!?」


紅寸「──なんで私の言うこと聞かなかったの?」


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