過去ログ - みも「なんかμ'sのみんなが忍者になってた件……」
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523: ◆hjwFaAU9TE[saga]
2016/07/16(土) 19:52:10.05 ID:FGFremolO

涼狐『降り立つ世界が変わってしまえば、そんなことまったく関係無いのに。ここがどうなろうが、誰も鈴を恨んだりしない、仕返しになんてどうやったっていけないのに』


涼狐『それが私にはまったく理解できない』


鈴『……あんたなんかに、わかんないよ』


涼狐『そうみたいだね。別に理解したいなんて思わないけど。世界は異なっていても、あんたは私であることには変わりない』


涼狐『だから、欲しいものが手を伸ばせば届く距離にあるのに。周りの目を気にしてそれをしないっていうのは、イライラするんだよね』


鈴『……』


涼狐『たった少しの勇気。それさえあれば手に入れられる。出来るよ、鈴なら』


涼狐『だって鈴は私なんだから』



──……。



涼狐「……聞いてる? 鈴」


鈴「……聞いてるよ。でも……えみつんを説得するなんて」

涼狐「…まぁそこをなんとかするのが鈴の役目」

鈴「そう言われても……あたしでさえ、涼狐たちのことまだ完全に信じられないのに、難しいよ……できないよ」

鈴「無理矢理なんて、えみつんを……そんなこと、したくないし」


涼狐「……っ」

鈴「きゃっ…!? な、なにっ…」


煮え切らない鈴の態度に。

涼狐はその胸ぐらを掴む。


涼狐「あんたさぁ……自分が悪者になるのが怖くて、私たちやヱ密のせいにして逃げて、我が儘ばっか言って、お姫様気取り?」

鈴「…っ、あ、あたしは……」

涼狐「忍者の時はどうだったか知らないけど、ここでは皆あんたに優しくしてくれるもんねぇ? 空も御殺も依咒ちゃんも」

涼狐「それ、なんでだかわかる? わかってるからここまで我が儘言えるんだもんねぇ。そうだよ、あんたの機嫌を損ねないように皆優しく接してあげてるだけ」

涼狐「この計画がどうなるかなんてあんた次第だもん。そりゃ誰でもそうするよ。気持ちよかったでしょ?」


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