過去ログ - みも「なんかμ'sのみんなが忍者になってた件……」
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544: ◆hjwFaAU9TE[saga]
2016/07/16(土) 20:05:45.37 ID:FGFremolO


涼狐「…単体で来るわけがないんだよねぇ。鈴の部屋とは真逆だし」


……どう考えても囮。

すぐに追い掛け、トイズで捕まえれば、と一瞬思った涼狐だったが。

この城内。身を隠す場所はあちらこちらにある。

一瞬で片付けられるという保証もなく。


……そこに時間を割くくらいなら。


しかし、ほぼ確実に囮だろうが。

真の目的が上層にあるというのも、可能性的には零ではない。

そう、スマホだ。

計画が城の外に漏れているとは考えづらいが。

これも軽々に知らないと決め付けて掛かるのは危険。

もし、計画を知っていたとするならば、鈴やヱ密をどうこうするよりも、核であるスマホを破壊すれば済むという考えに到ったのかもしれない。



涼狐「でも無視は出来ないよね。御殺はあれを追って」

御殺「わかった。そっちは大丈夫?」

涼狐「鈴は絶対に渡さない。勿論、ヱ密も。鍵は私が持ってるから私が倒されない限りはね」

御殺「うん、なら安心だ」


御殺は先程の人影を追い、城の上層へ。

涼狐は、敵の目的の本命であろう鈴の元へと向かった──。




立飛側からすれば。

第一関門クリアといったところ。

もしここで涼狐と御殺が二人して鈴の元へと向かって来られていたら。

呆気なく作戦は失敗に終わっていたことだろう。

だからなんとしてでも、この二人を引き離したかった。


……先程の人影は、紅寸。

城の見取図を完璧に頭に叩き込んで。

最後の炮烙玉を投げ込むと同時に、屋根から飛び降りる。

そして爆破音に紛れ、空中から涼狐たちがいるフロアへと侵入。


即ち、元々城の頂上にいた紅寸は、爆破任務を終えて直ぐ様、下の層へと。

そこから再び、上へと移動したわけである。


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