過去ログ - みも「なんかμ'sのみんなが忍者になってた件……」
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568: ◆hjwFaAU9TE[saga]
2016/07/16(土) 20:18:38.50 ID:FGFremolO

──……。



依咒「はむっ……もぐもぐ……やっぱ美味いわー」


店を後にしてから、依咒は真っ直ぐ城に戻ることはせず。

少し町から離れた、川の畔に腰を下ろし、先程受け取った餃子を口にしていた。


……と、そこに。



鹿「…振り向くな」


依咒「……」


背中に、刀の先端が触れた感触。


依咒「あれ? もしかして私、殺されそうになってる?」


鹿「城主の依咒……一人でこんな所をフラフラしてんだから、こうなることも覚悟の上でしょ?」


依咒「…ん、もぐもぐ……で、何か用?」


依咒は眉一つ動かすことなく、眈々と餃子を口に運びながら問う。


鹿「お前、城に探偵を飼っているな?」



鹿は蛇龍乃と別れたあれから。

単身で探偵の情報を追い、ここまで辿り着いていた。

そして、これからどうしたものかと考えていた矢先。

なんと、偶然にも城主の姿を町で見掛けて、こうして機を窺っていたというわけだ。


……が、この時の鹿はまさかこの城主である依咒が探偵とは、想像もしていなかった故での、今の問いである。



依咒「飼ってる、ってちょっと人聞き悪くない? まぁいるよ。私のお気に入りの可愛い探偵ちゃんたちが」


素直に白状したのもそうだが、刃物を突き付けられているというのに。

まったく慌てる様子もなく答える依咒に、少し驚いた。

……さすが一城の主。なかなか肝の座った奴だ、と。

鹿は続ける。


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